7月12日(月)曇り

土曜日は妻の誕生日だった。
プレゼント?
以前、コーヒーメーカーをプレゼントしたら、激怒されたので
それ以来、モノをあげるのはよそうと決意した。
妻本人は、そんなことはすっかり忘れ、さらにはオレの誕生日のプレゼントもすっかり忘れてるくせに、
ことあるごとに「wii fitがあれば痩せるのに・・・」とうるさい。
あんな高いものを、オレにプレゼントできると思うか?
オレの小遣いは、たぶん20代の新婚夫婦の若旦那よりも少ないと思う。
先日、区内唯一の大型電気店が新装オープンし、目玉商品としてwii fit が超破格値で出ていた。
あんなに「wii fit wii fit」とうるさいくせに、休日の朝、自転車を30分走らせるのは嫌らしい。
しかし、その目は「あなた!行ってきて!愛する妻にwii fitをプレゼントして!」と言っている。
電器店は嫌いじゃないし、自転車を走らせるのも嫌いじゃないので一人で行ってみる。
しかし、そんな破格値は、みんな欲しいらしく、あっという間に完売だったようだ。
手ぶらで帰宅したオレを見てガッカリした妻は「こういうのって、早朝から並ばなきゃいけないのねえ~」
これからコジマのチラシは彼女の目に触れないところに置かねば・・・
と、一瞬でも彼女にプレゼントを!と思ったホトケゴコロがまた自分の首を絞めかねないので
無難にどこかに外食にでも行ってお茶を濁しておこう。
誕生日当日。
さすがに45も過ぎると、ワクワクもウキウキもしないらしく、
いつもの休日の朝と同じように、だらだらと遅く起きてくる。
外食にでも・・・と思ってたのに
「え?先週スシローに行ったじゃない?
あれが誕生日の外食でしょ?ちょっと早めの」
先週、ちょっとオレが早く帰宅した日、「え~~~っ!まだな~んにも準備してないよぉ~晩ご飯」と
早く帰ったオレを責めるような口っぷり。
娘が「スシロー行こうよ!スシロー!」
我が家は誰かが「スシロー行こう!」と言った時に、反対する者はいない。
で、3人チャリを走らせたわけだ。
平日というのに、相変わらずスシローは大繁盛。
しばらく待ってると、レジのところに同じマンションの張さん一家。
ご主人が「良くいらっしゃるんですか?」とニコやかに尋ねられ
「良く来ますよ。」と答えていると、
奥さんの張さんが「nさんに教えてもらったのよ、ここ!」
妻が誇らしげな顔している。
ちょっと恥ずかしい。
それにしても・・・スロバキア人のご主人と中国人の張さんとロビン君のほうが
我が家の二人よりも、よっぽどスシを堪能したようだ。
「今日は海老がたくさん穫れたようですよ。海老のネタが豊富でした。」と感想を述べて帰っていった。
そして・・・相変わらず我が妻はサーモン三昧。
娘はミートボールに牛塩カルビ、海老は海老でもチーズが乗ってるヤツを食べていた。
ということで、妻の中ではもう誕生日の外食は終わっていた。
つくづく安上がりな女だ。
しかし、『誕生日の日は何の労働もしない』という勝手な決まりを作ってるらしく
ステーキとビシソワーズとサラダのディナーにしてね!とリクエスト。
それにパスタを一品加えたディナーをせっせと作るオレ。
何かというと「今日、誕生日だから!」を連発し、オレと娘をこき使っていた。
そしてやっと長かった誕生日が終わり・・・
日曜日のお昼前に
「昨日のお昼のぶっかけうどん、美味しかったよねえ~
あれをそうめんでやってもいけるんじゃないかなあ。」
結局、またせっせとみょうがを刻んでいるオレって一体・・・
夕方、二人で選挙に行く。
「誰にしようかなあ~」と投票の直前になっても決まってないようだ。
開票が始まり、テレビは報道番組一色。
「で、誰に入れたの?」と聞くと・・・
名前を忘れたらしく、とっさに答えられない妻。
そんな母親を見て「あたし、大人になってもママみたいにはならないっ!」と宣言する娘。
まさに反面教師。
「この人よ!この人!この人に入れたんだった。
でもって、比例は○○党にしたのよ。
自民党にも民主党にも入れたくなかったからこの党にしたの。」
浮動票の手本みたいなヤツだ。
こうして、彼女の46歳は無事に幕を開けたのであった。
・・・前回、好評だったので(・・・誰に?)またもや夫の心の声を、夫にかわって綴ってみましたぁ~

土曜日は妻の誕生日だった。
プレゼント?
以前、コーヒーメーカーをプレゼントしたら、激怒されたので
それ以来、モノをあげるのはよそうと決意した。
妻本人は、そんなことはすっかり忘れ、さらにはオレの誕生日のプレゼントもすっかり忘れてるくせに、
ことあるごとに「wii fitがあれば痩せるのに・・・」とうるさい。
あんな高いものを、オレにプレゼントできると思うか?
オレの小遣いは、たぶん20代の新婚夫婦の若旦那よりも少ないと思う。
先日、区内唯一の大型電気店が新装オープンし、目玉商品としてwii fit が超破格値で出ていた。
あんなに「wii fit wii fit」とうるさいくせに、休日の朝、自転車を30分走らせるのは嫌らしい。
しかし、その目は「あなた!行ってきて!愛する妻にwii fitをプレゼントして!」と言っている。
電器店は嫌いじゃないし、自転車を走らせるのも嫌いじゃないので一人で行ってみる。
しかし、そんな破格値は、みんな欲しいらしく、あっという間に完売だったようだ。
手ぶらで帰宅したオレを見てガッカリした妻は「こういうのって、早朝から並ばなきゃいけないのねえ~」
これからコジマのチラシは彼女の目に触れないところに置かねば・・・
と、一瞬でも彼女にプレゼントを!と思ったホトケゴコロがまた自分の首を絞めかねないので
無難にどこかに外食にでも行ってお茶を濁しておこう。
誕生日当日。
さすがに45も過ぎると、ワクワクもウキウキもしないらしく、
いつもの休日の朝と同じように、だらだらと遅く起きてくる。
外食にでも・・・と思ってたのに
「え?先週スシローに行ったじゃない?
あれが誕生日の外食でしょ?ちょっと早めの」
先週、ちょっとオレが早く帰宅した日、「え~~~っ!まだな~んにも準備してないよぉ~晩ご飯」と
早く帰ったオレを責めるような口っぷり。
娘が「スシロー行こうよ!スシロー!」
我が家は誰かが「スシロー行こう!」と言った時に、反対する者はいない。
で、3人チャリを走らせたわけだ。
平日というのに、相変わらずスシローは大繁盛。
しばらく待ってると、レジのところに同じマンションの張さん一家。
ご主人が「良くいらっしゃるんですか?」とニコやかに尋ねられ
「良く来ますよ。」と答えていると、
奥さんの張さんが「nさんに教えてもらったのよ、ここ!」
妻が誇らしげな顔している。
ちょっと恥ずかしい。
それにしても・・・スロバキア人のご主人と中国人の張さんとロビン君のほうが
我が家の二人よりも、よっぽどスシを堪能したようだ。
「今日は海老がたくさん穫れたようですよ。海老のネタが豊富でした。」と感想を述べて帰っていった。
そして・・・相変わらず我が妻はサーモン三昧。
娘はミートボールに牛塩カルビ、海老は海老でもチーズが乗ってるヤツを食べていた。
ということで、妻の中ではもう誕生日の外食は終わっていた。
つくづく安上がりな女だ。
しかし、『誕生日の日は何の労働もしない』という勝手な決まりを作ってるらしく
ステーキとビシソワーズとサラダのディナーにしてね!とリクエスト。
それにパスタを一品加えたディナーをせっせと作るオレ。
何かというと「今日、誕生日だから!」を連発し、オレと娘をこき使っていた。
そしてやっと長かった誕生日が終わり・・・
日曜日のお昼前に
「昨日のお昼のぶっかけうどん、美味しかったよねえ~
あれをそうめんでやってもいけるんじゃないかなあ。」
結局、またせっせとみょうがを刻んでいるオレって一体・・・
夕方、二人で選挙に行く。
「誰にしようかなあ~」と投票の直前になっても決まってないようだ。
開票が始まり、テレビは報道番組一色。
「で、誰に入れたの?」と聞くと・・・
名前を忘れたらしく、とっさに答えられない妻。
そんな母親を見て「あたし、大人になってもママみたいにはならないっ!」と宣言する娘。
まさに反面教師。
「この人よ!この人!この人に入れたんだった。
でもって、比例は○○党にしたのよ。
自民党にも民主党にも入れたくなかったからこの党にしたの。」
浮動票の手本みたいなヤツだ。
こうして、彼女の46歳は無事に幕を開けたのであった。
・・・前回、好評だったので(・・・誰に?)またもや夫の心の声を、夫にかわって綴ってみましたぁ~