パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

おっちょこちょこ

2011年07月14日 | からだのこと
7月14日(木)快晴

お気づきになった方もおられると思いますが、ワタクシ昨日の日記にNHKの連ドラ「おひさま」のことを
「ひまわり」「ひまわり」と4、5回ほど連呼しておりました。
今朝夫から指摘され、あわてて修正。
そのまえには、コメント欄に「闘病日記」と書いたつもりが「藤病日記」と・・・

肺の影の件で、「すぐ来てくれ」と言われ、夫と病院へ行った日。
勝手知ったる院内。
「自動受付ができなかったんですけどぉ~~」と、さんざん説明したあと、
窓口のおねえさんが「婦人科ですね。お隣が婦人科窓口です。」
えっ!?よく見ると、そこは検診総合窓口。港区のハイソな方々が区民健診とかで来るような窓口でありました・・・
後ろで夫があきれ顔。

今回の入院の際、最初大部屋が空いてないとのことで、
差額16,000円の二人部屋に入った。
驚いたのは、となりのおばさまの自由奔放ぶり。
ず~っとテレビを付けっ放し。
入院の規定では「ラジオ、テレビ等はヘッドホンで聴いてください」とあったのになあと思うが小心者なので我慢する。
手術後は、大部屋が空いたので、リカバリールームを出たあとはそちらへ。
おばさま、おばあさまがたが5人いらっしゃる。
トイレから部屋へ戻ろうとした時、後ろから「おやじ~おやじ~」と看護婦さんの声がして
肩をぐっとつかまれる。
もう、そこは自分のベッドという一歩手前で確保され「お部屋が違いますっ!」
ひとつ手前の男子部屋に入っておりました・・・
「おやじ~」じゃなくて「お部屋が違う~」と言ってたのね。
ま、この手の間違いは多々あり、翌日は、おぢが間違ってワタクシのベッドのカーテンを開けて入ろうとし
「うっっ!失礼!」と大慌てで出て行かれた。
お気になさらず!よくあることです!ちょっと胸がはだけておりましたかしらワタクシ・・・

そう!今回、病院の寝間着を借りることにしました。
一日100円。
ボタン無し、着物のように合わせて紐で結ぶタイプ。
男性は青、女性はピンクです。
お見舞いにきた娘が、ピンクのパジャマの母にぶっとんでましたが、もっとご高齢のおば樣方だって着てらっしゃるので母は平気。
しかし、その合わせるタイプの衣服の難点は、すぐにはだけることです。
普通乳~巨乳の方達は乳というストッパーがありますが
極貧乳のワタクシは、気が付けば、べろんとはだけててモロ見えという事態がしょっちゅう生じます。
手術後、本来なら1日で出るべきリカバリールームに2日居座り、
その間、ドクターやらナースの方々が頻繁に来て下さる。
乳腺科のK田Dr.も毎日顔を見にきてくださったのはホントうれしかった。
が!!!痛みが非常に厳しく、普段の半分の愛想笑いすらできない。
何か聞かれる度に「痛いです・・・」
そして、そのあとふと見下ろすと合わせの部分がべろんと広がり、極貧乳丸見え・・・
普段、ワタクシはこの極貧乳を隠すために様々な並々ならぬ努力&工夫をしている。
さらには、温泉などに行っても、決して胸はさらさぬようにしている。
そんなワタクシなのに・・・
痛みとは恐ろしい・・・
そんなに痛いのに、とうとうリカバリールームから追い出され(と言っても、相変わらずここのリカバリールームは『困ったちゃんルーム』
6人部屋の窓側のベッドへ。
よろよろと廊下を歩いてトイレへ行き、数人とすれ違い、部屋の入口でふと見下ろすと・・・
またもべろんとはだけてモロ見え。
痛みとは・・・
そんなワタクシだったが、先生のおっしゃるとおり、日にちが痛みを少しずつ和らげ
Dr.の回診の時には、大慌てで胸をかき合わせて紐を結び直す余裕が出てきたのであった。

土曜日の夜、娘と夫がお見舞いに来てくれ、面会時間終了ギリギリまでいて帰っていく。
それから歯磨きしたり顔洗ったりしてるとあっという間に消灯時間(9時)
廊下を隔てたすぐのところにあるナースステーションの電話が鳴る。
「nさん?」
「nさんだって」
しかし・・・待てど暮らせど誰もワタクシのところにこない。
家族に何かあったのか?
嫌な予感がして、こっそり夫と娘両方にメールしてみる。
しかし、速攻、二人から穏やかに長いメールが返信されてくる。
とりあえず、ホッとする。
じゃあ、一体何なんだ!?
あ、もしかして、「明日nさんの誕生日です」ってな連絡が事務局の方から回ってきたのか?
もしや、明日の朝、ナースさんたちが「♪はっぴばーすでーつーゆー♪」と歌ってくれるのか?・・・まさか・・・
悶々としながら眠りにつく。
翌朝、やはり気になってしょうがないので聞く。
n「夕べ、電話がきて、nさんnさんって言ってませんでした?」
看護婦さん、ちょっと思案顔になった後、クスッと笑い
「Iさんね!前、入院してたIさんって方から電話がきたわ。」
わずかに一字違いの似た発音の名字・・・
脱力するワタクシ・・・
看護婦さん「気になったことがあったら悩んでないでナースコール鳴らしていいんですからね。」と笑いながら去って行く。

指定校推薦枠を狙っている我が娘。
事実上最後の定期テストに力を入れるつもりだったのに・・・母入院。
しかし、古典が96点というあっぱれぶり。
痛みもしゅ~っと吹き飛ぶあたりに、おじいちゃんのDNAを感じつつ娘を褒めまくる。
しかし、夫の感想は・・・「もう少しで100点だったのにねえ」
う~む・・・上を目指す人って、そういう考え方するのねえ~
でもいいの!母は大満足よ、でかした!って感じよ。
・・・さっきから気になってるんだけどさ、タイトルまつがってない?
え?あ!え?いいの!わざとなの!まつがってないのっ!
コメント (2)
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