11月23日(水)
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昨日はいい夫婦の日だったそうな。
テレビでもネットでも「いい夫婦」「いい夫婦」とうるさかったが、
皆様はいかがお過ごしだったでしょうか。
我が家は、いつもと変わらぬ平和な一日でありました。
こんなにたくさん○○の日ってものを作って、一体どうする気?
いっそ休日にでもしてくれるんならまだ話はわかるが、果たして意味があるのか?
『いい夫婦の日』を作ったことによって、「夫婦」というものを見つめ直して、夫婦手をたずさえて「これからも仲良くやっていこうね」と誓い合う夫婦がいるとでもいうのか?
あ、もし、いらしたらスンマセン。
お休みじゃない○○の日で、ワタクシの手帳に書き込まれるのは2月22日にゃんにゃんにゃんの猫の日くらいです。
と、前置きが長くなりました。
夫婦の話をしましょう。
と言っても、今回は我が家のことではありません。
そこんとこ、お間違えのないように!
夫婦というより、家族、いや、家庭での食事についてです。
ボランティアでご一緒してる方の話。
彼女は、お料理が好きではない。
少し謙遜が入ってるのかと思ったが、本気で嫌いらしい。
1人息子さんは、偏食が激しいらしい。
今は、大きくなられているが、学生時代は不登校で、高校は中退した。
その後、大検を受けて、今は、何年か遅れで大学生になられている。
夫婦仲が悪く、話を聞けば確かに夫も夫だが、しかし、彼女も彼女で、
子どもの前でも平気で夫の悪口を言い、母息子でパパを軽んじている。
彼女は、息子さんを溺愛している。
だから、不登校になった時の苦しみは聞くに忍びない。思わずもらい泣きしたくらいだ。
さらには少し自傷行為もあったらしく、心療内科に通い投薬治療もしたらしい。
今は、薬もやめられて、大学にも通えているのよ、めでたしめでたし・・・
以上の話は、一日で聞いた話ではなく、ここ数年来の付き合いの中で聞いてきた話をまとめたもの。
そして、今回聞いた話ってのが・・・
つい最近、彼女が働きはじめた。
二交代制なので、遅番の時には帰宅が8時位になる。
それから晩ご飯を作るだなんて無理っ!
遅番の日は、カレンダーに印をつけておくから、晩ご飯は各自で食べてねというきまりを作ったと言う。
週に3回くらいの頻度らしい。
さらに、夫と顔を合わせたくないから、なるべく土日に仕事を入れるようにしてるらしい。
ワタクシ、家庭の料理が一番大事ですっ!とか
子どもの成長過程において母の手料理が一番ですっ!なんて言いたいわけではない。
漫画家の西原理恵子さんが「忙しい合間に手料理作って、ストレスためながら子どもたちをガミガミ叱りつつ食べるより、
手抜きでカップ麺(だったか総菜だったか忘れたが)を仲良く笑いながら食べるほうがよっぽどいい」というようなことをおっしゃってたのを聞き
ものすごく納得した。
夫婦仲が悪いのは、もうそれは大人たちの問題だからしょうがないとしても、
やはり、子どもの成長過程に『楽しい食事』というのは影響大だと思っている。
多少の好き嫌いはいいとしても、あまりに偏食が激しいのって、やはり『楽しい食事』をしてこなかったせいじゃないかなあと思うし
打たれ弱く、精神的にまいってしまうというのも、食生活の乱れが多少なりとも関わってるんじゃないかなあとも思う。
大学生になり、お昼も何食べてるかわからない上に、夜も何食べてるかわからない生活。
彼女の中で、子どもの精神状態と食事は、全く別個のものという意識のようで、
よそ様の家庭のこととはいえ心配になった。
料理が嫌いとか、そういう次元の問題じゃないんじゃないの?と思った。
あるいは、夫のことが嫌い過ぎて、一緒に食事をするのがイヤなのか、
とにかくもう悪循環としか思えない。
ここで、もひとつ、好きな話を・・・
女優の高島礼子さんが、「料理はしますか?」と聞かれた時
「いいえ、ほとんど外食です」と言い切った。
その潔さ(やはり日本人って、結婚したら、女優だろうがバリバリのキャリアウーマンだろうが
料理をきちんと作るべしという意識があると思う)と
夫も、それを良しとしてて、仲良く食べにいったり呑みに行ったりしてる話に好感を持った。
人はどう思おうと、それが私たちのスタイルだからという強さを感じた。
『仲良く、美味しく、楽しくご飯を食べる』ということは、とっても大事なことだと思う。
子どもにとっても夫婦にとっても家族にとっても。
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昨日はいい夫婦の日だったそうな。
テレビでもネットでも「いい夫婦」「いい夫婦」とうるさかったが、
皆様はいかがお過ごしだったでしょうか。
我が家は、いつもと変わらぬ平和な一日でありました。
こんなにたくさん○○の日ってものを作って、一体どうする気?
いっそ休日にでもしてくれるんならまだ話はわかるが、果たして意味があるのか?
『いい夫婦の日』を作ったことによって、「夫婦」というものを見つめ直して、夫婦手をたずさえて「これからも仲良くやっていこうね」と誓い合う夫婦がいるとでもいうのか?
あ、もし、いらしたらスンマセン。
お休みじゃない○○の日で、ワタクシの手帳に書き込まれるのは2月22日にゃんにゃんにゃんの猫の日くらいです。
と、前置きが長くなりました。
夫婦の話をしましょう。
と言っても、今回は我が家のことではありません。
そこんとこ、お間違えのないように!
夫婦というより、家族、いや、家庭での食事についてです。
ボランティアでご一緒してる方の話。
彼女は、お料理が好きではない。
少し謙遜が入ってるのかと思ったが、本気で嫌いらしい。
1人息子さんは、偏食が激しいらしい。
今は、大きくなられているが、学生時代は不登校で、高校は中退した。
その後、大検を受けて、今は、何年か遅れで大学生になられている。
夫婦仲が悪く、話を聞けば確かに夫も夫だが、しかし、彼女も彼女で、
子どもの前でも平気で夫の悪口を言い、母息子でパパを軽んじている。
彼女は、息子さんを溺愛している。
だから、不登校になった時の苦しみは聞くに忍びない。思わずもらい泣きしたくらいだ。
さらには少し自傷行為もあったらしく、心療内科に通い投薬治療もしたらしい。
今は、薬もやめられて、大学にも通えているのよ、めでたしめでたし・・・
以上の話は、一日で聞いた話ではなく、ここ数年来の付き合いの中で聞いてきた話をまとめたもの。
そして、今回聞いた話ってのが・・・
つい最近、彼女が働きはじめた。
二交代制なので、遅番の時には帰宅が8時位になる。
それから晩ご飯を作るだなんて無理っ!
遅番の日は、カレンダーに印をつけておくから、晩ご飯は各自で食べてねというきまりを作ったと言う。
週に3回くらいの頻度らしい。
さらに、夫と顔を合わせたくないから、なるべく土日に仕事を入れるようにしてるらしい。
ワタクシ、家庭の料理が一番大事ですっ!とか
子どもの成長過程において母の手料理が一番ですっ!なんて言いたいわけではない。
漫画家の西原理恵子さんが「忙しい合間に手料理作って、ストレスためながら子どもたちをガミガミ叱りつつ食べるより、
手抜きでカップ麺(だったか総菜だったか忘れたが)を仲良く笑いながら食べるほうがよっぽどいい」というようなことをおっしゃってたのを聞き
ものすごく納得した。
夫婦仲が悪いのは、もうそれは大人たちの問題だからしょうがないとしても、
やはり、子どもの成長過程に『楽しい食事』というのは影響大だと思っている。
多少の好き嫌いはいいとしても、あまりに偏食が激しいのって、やはり『楽しい食事』をしてこなかったせいじゃないかなあと思うし
打たれ弱く、精神的にまいってしまうというのも、食生活の乱れが多少なりとも関わってるんじゃないかなあとも思う。
大学生になり、お昼も何食べてるかわからない上に、夜も何食べてるかわからない生活。
彼女の中で、子どもの精神状態と食事は、全く別個のものという意識のようで、
よそ様の家庭のこととはいえ心配になった。
料理が嫌いとか、そういう次元の問題じゃないんじゃないの?と思った。
あるいは、夫のことが嫌い過ぎて、一緒に食事をするのがイヤなのか、
とにかくもう悪循環としか思えない。
ここで、もひとつ、好きな話を・・・
女優の高島礼子さんが、「料理はしますか?」と聞かれた時
「いいえ、ほとんど外食です」と言い切った。
その潔さ(やはり日本人って、結婚したら、女優だろうがバリバリのキャリアウーマンだろうが
料理をきちんと作るべしという意識があると思う)と
夫も、それを良しとしてて、仲良く食べにいったり呑みに行ったりしてる話に好感を持った。
人はどう思おうと、それが私たちのスタイルだからという強さを感じた。
『仲良く、美味しく、楽しくご飯を食べる』ということは、とっても大事なことだと思う。
子どもにとっても夫婦にとっても家族にとっても。