パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

パフォーマンス

2012年09月08日 | 衣・食・住
9月8日(土)晴れ

2週間ほど前くらいからか、トイレのウォシュレットの調子が悪い。
おしりだって洗って欲しいのだ!(古いっっ)
なのに、うんともすんともいわぬ時がある、かと思うと、機嫌良く洗ってくれる時もある。
夫が(この人は、何でもまず自分で修理してみようとトライする)いじって、小康状態に持っていった後、急激に悪化、とうとう動かなくなった。
来週には、娘の小学校時代のお友達が鹿児島からお泊まりにくる。
修理してもらわねば!と木曜日に「とーとー」さんへ電話する。
工事やさんから直接工事日の連絡をさせますとのこと。
その数時間後、電話がなる。
しかし、ちょうどその時アメリカの張さんと携帯でしゃべってる時だったので
「あーーーっ、きっと工事やさんだ。また後から電話してくれるだろう。」
翌朝電話が鳴る。
「とーとーです。昨日はお電話せず、失礼いたしました。」
ひゃああーーーーっ、あなた、かっちょいいわ。
言い訳しないのね。
電話したこと、あたしゃ知ってるよ(それほど我が家の家電は鳴らない)
「電話したけどお留守だったようで・・・」なんてこと言わないのね。
ワタクシのなかで、彼への好感度プラス1。
最初の電話の時に、時間指定ができないと受け付けた女性が言ったので「では土曜日でお願いします」ということになっていた。
電話してきた彼が「今日はお出かけなのですか?」
n「3時以降ならいるんですが・・・」
彼「では、今日の3時にお伺い致しましょうか。すぐに修理できるかとか、見積もり出したりが、早い方がいいでしょう?」
もちろん、それが助かります。
ますます彼への好感度は加算される。
3時を少しまわった頃、「申し訳ありません、もう少し時間がかかりそうで・・・」と
きちんとご連絡の電話を下さった後、来宅。
あっという間に「○○とセンセーを取り替えなくてはいけません」と見積もり金額を出してくれる。
耐久年数を考えると、またすぐ故障するかもしれないが、いまのところ新しいトイレを買い替える余裕はない。
「修理して下さい」
しばらくして・・・
「終わりましたので、ご確認下さい」とのこと。
行くと・・・トイレの便器前にぺたりと座り込んだ彼が
ウォシュレットのボタンを押し、自分の腕を便器に突っ込み、水を腕に受けながら
「強弱もちゃんとつけられてます」

前日、カンブリア宮殿で「オイシックス」の社長が「土を食べた」という話を思い出す。
ワタクシ、土木の会社に勤めてたことがありまして、
そこでの名物敏腕営業マンが土を食べた話が伝説のように語り継がれておりました。
「土を食べる」というパフォーマンスはかなりインパクトあるなあと思ったが
ワタクシのなかで、他人の家のトイレのウォシュレットの水を腕に受けるというパフォーマンスもかなりのもので
帰宅した夫に興奮して教える。
すると夫が・・・
「ちゃんと君、掃除してくれてるんだろ?オレも、自分で修理してみようと思って何度か自分の腕にウォシュレットの水受けたよ。」
と、ワタクシの感激度を不思議がる口調。
いや、まあ、その、そこそこ掃除はしてるけどさぁ~
ひとんちの「トイレのウォシュレットのノズルから出てきた水」を腕に受けるって
やっぱり勇気いらないかなあ。
いや、あたしゃ、自分ちのトイレでもイヤだなあ。
ま、夫が何と言おうと、彼のこのパフォーマンスで、彼への好感度がますますアップし、
完全にトイレが壊れたら、絶対彼のところからまた「とーとー」を買うよと決意したのであった。
コメント
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