パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

友達

2012年09月11日 | 子供ネタ
9月11日(火)晴れ

昨日から、娘の鹿児島の小学校時代のお友達が遊びにきている。
イリアちゃん(仮名)は、小5の4月に転校してきた。
我が娘は、小5の二学期に東京へ転校したから、仲良くできたのは4ヶ月くらいだ。
でも、その時のクラスの仲良し4人組とは、ずっと交流が続いてて、娘が帰省するたびに集まってくれていた。
昔は、転校しちゃうと、しばらくは文通とかしても、いつの間にか疎遠になるというパターンが多かったように思う。
インターネットの発達、携帯やiPhoneの普及は、子どもたちの関係にもおおいに影響している。
それは、悪い方面だけがクローズアップされることが多いけど、
娘を見ていると、イマドキの子たちのネットでの繋がりも悪くないものだと思う。
昨日は、空港に迎えに行って、お台場で遊んでから帰ってきた。
久しぶりにみるイリアちゃんは、お化粧ばっちりのイマドキの大学生になってたけど
くるくるしたオメメが小学生の頃から変わってなくて
「あ~~~、イリアちゃんだ~~~」
今日は、ディズニーランドに行く予定だったのに、7時になっても8時になっても起きてこない。
とうとう我慢できず「いい加減起きないと、ディズニーランド、開園しちゃうよっっっ」
急きょ、予定変更して、今日は都内を観光。ディズニーランドは明日にするらしい・・・
ったくもう!!!

先週、娘としゃべってたら、突然娘が「うそっ!」と叫ぶ。
母と喋ってようが何してようが、iPhoneは手放さないからね。
中学のお友達からのメールで「○○っちが亡くなった」
摂食障害で入院してたらしい。
まだ18歳なのに。
しばらく呆然としたり、動揺したりしていたが、
少し落ち着いたら今度は怒りだした。
ネット上で同級生たちがいろいろつぶやいていることに腹を立てている。
静かに○○っちのことを一人で偲べばいいのに、どうしてネットに書き込む必要がある?
「人それぞれ考え方が違うからね。」と母は言うしかない。
『死』に対する考え方は、ホントに人それぞれで、悼む気持ちをどう表すかも人それぞれだと思う。
お通夜から帰ってきた娘が、しばらくしてからiPhoneを見せる。
そこには、お通夜から流れた同級生達が居酒屋で宴会をしてる写真と
「楽しい~~っ」というコメント。
娘が「もっと○○っちと会っておけば良かったとか、○○っちはいい子だったとか、
そんなことをさんざんつぶやいときながら
これはないわ(怒)」
お通夜に行く時、仲良しのAちゃんパパが車で葬祭場まで送ってくれたのだが
その時に「同窓会みたいになるなよ」と釘をさしたらしい。
普通、常識ある親は、そういうことを言うよねえ~~
あるいは、すごく仲良しで、ホントに彼女の死を悼んで、彼女の思い出話をするために
数人で集まるならまだ話もわかるが
「楽しい~~」はなかろう?
大往生のばあちゃんの葬式が、葬式だか宴会だかわからないというのとは状況が違うんだから。
憤慨する娘を見ながら、身勝手な母はただただ自分の娘の健康を祈るのである。

あさって上京してくるワタクシの友人は、小・中一緒だったもんちゃん。
高校は違ったし、さらには高校の途中でワタクシは地方へ転校した。
大人になると、車で1、2時間なんてたいした距離じゃないが
高校生には、ずいぶんと遠いところにきてしまった感があった。
そんなとこにも、もんちゃんは来てくれたねえ。
何処かに行く途中だから、駅で顔を見るだけだったけどうれしかったなあ。
それからまたしばらく疎遠になって、ワタクシが実家に出戻った頃に再会。
仲良し3人組でワタクシを励ましてくれた。
バツイチのワタクシを気遣い、何度も見合い話もセッティングしてくれた。
(どれもうまくいかずに徒労に終わらせてしまい申し訳なかったねえ)
もんちゃんもいろいろあって、ワタクシもいろいろあって・・・
でも、お互い元気で久々に会える。とても楽しみだ。

今日の一枚は、先日のミッションのお礼として、張さんのご主人が出張の際に持ってきてくれたチョコクッキーの箱。
豪華二段重ねで娘狂喜乱舞。
「一日一枚よっ!」と言いながら、結局誘惑に負けてあっという間に一段目完食・・・
社交性に欠けるワタクシが、縁あって仲良くなる数少ない人達。
親兄弟は近過ぎて、ぶつかる事が多いが
友人達の支えとか、励ましとか、叱咤とかは、素直に聞ける気がする。
ホントにずいぶん支えられてきた。
だから、ワタクシは娘に「友達は大事だよ。宝物だよ。」と言い続けて育ててきた。
だから、母に似て愛想なしの娘だが、友達だけは恵まれてる気がする。
母は、そんな娘とイリアちゃんのために、頑張って美味しい朝ごはんを作るのだ。
コメント (2)
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