パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

母の逆襲

2016年12月19日 | Weblog
12月19日(月)晴れ

日曜の朝、ダラダラゆっくり起き出して、安住氏の「日曜天国」なんぞ聞こうかとしている頃、
珍しく家電が鳴る。
実家の母からだが、「ちょっと待ってね、にいちゃんに変わる。」
ををっ!珍しいね〜と言う暇もなく
「nちゃん!ひと月くらい、かーさんを預かってくれない?」
出た出た!なんかあったのね。とーさんとかーさんに。
いや、なにかって言うより、とーさんがいつものごと何やら問題を起こしたってことね。
そして、かーさんの堪忍袋の緒が切れてにいちゃんが呼び出されて妹を巻き込んでの小芝居を打ってるわけね。
妹「はいはい!ひと月と言わずふた月でもずーっとでもいいよん。」
にーちゃん「かーさん!nがいいって言うから、しばらく東京に行きなさい。とーさんは俺たちがここに住んで面倒見るから。」
おそらく電話のすぐ近くで仏頂面してるであろう父に聞こえるように大きな声で演技をされる兄上。
航空券取れたらまた連絡する!と言って電話は切られる。

夫「どうした?」
妻「いつものことよ。面倒くさがりのにーちゃんがとーさんを黙らせるために小芝居してるんでしょ。
かーさんもかーさんで、いざとなったらとーさん置いて、一人で東京に出てくる気なんてないんだから!」

しばらくして・・・実家の母からまた電話。
父の暴言やらその他諸々の態度の悪さに辟易しているところにちょうど父の弟達(ワタクシの叔父達であり、義理の姉である母の信奉者達)がやってきた。
で、愚痴ったら「このままだとねーさんが倒れてしまう。」と、有無を言わさずにーちゃんが呼び出された。
にーちゃんが「かーさん、しばらく東京へ行きなよ!とーさんがショートステイに行かないんだったら、かーさんが行くしかないでしょ。」
母も、この機会を逸したらもう東京にも、さらには孫のところにも行けないかもと思ったらしく「そうする!」と決意。
すぐにでも上京すると鼻息荒い母。
年末にかけて仕事も長い休みになるし、時期としてはちょうど良かったかなと思う。
娘にも「おばあちゃんが家出してくるよ!」と報告すると「ひゃ〜〜〜っ!」と驚きつつも、年末は休みになるから温泉にでも行く?と盛り上がる。
いいねえ〜〜〜
母娘孫美人三世代(・・・)でしっぽり温泉宿での年越しっ!

母が「Mさんに気を遣わせてしまうわねえ」と気にしているが、
我が夫の、数多い良い所の一つに「人に気を遣わない」というところがある。
いや、ものすごく気は遣ってくれるのだが、無理をしないというか、気を遣うことを苦にしないというか。
自然体というか、空気みたいというか。いるかいないかわからないというか(・・・それって褒めてる?)
逆に、自分が行きたいところやら連れ回しすぎて母が音を上げるかもしれんという心配があるくらいだ。
基本、ワタクシの家系は引きこもり系なのだ。
とはいえ、ワタクシ、心の中で、これが最後の母孝行かもしれんとは思っている。
だから、全力で(ワタクシの全力はたかだかしれとるが)母が望むような生活を送らせてあげようとは思っている。
コメント (2)
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