12月19日(土)晴れ
オンライン試写会にて鑑賞。
これは以前見た「世界の果ての通学路」を撮ったパスカル・プリッソン監督の作品。
この「世界の果ての通学路」もすっごくよかった。
道徳の時間に子供らに見せてあげて欲しいと思った。
そして、ワタクシも「勉強しなきゃ!」と思った。
今回の「GOGO」も、前作同様、道徳の時間に・・・
そしてこちらは敬老会でも上映して欲しいくらいだ。
結局いくつになっても「やる気」だ。好奇心だ。
少し気持ちが先走りました。
内容をお話しするに・・・
プリシラ・ステナイは、3人の子供、22人の孫、52人のひ孫に恵まれ、ケニアの小さな村で助産師として暮らしてきた。
皆から“ゴゴ”と呼ばれる人気者だ。ある時、彼女は学齢期のひ孫娘たちが学校に通っていないことに気づく。
自らが幼少期に勉強を許されなかったこともあり、教育の大切さを痛感していたゴゴは一念発起。
周囲を説得し、6人のひ孫娘たちと共に小学校に入学した。年下のクラスメートたちと同じように寄宿舎で寝起きし、
制服を着て授業を受ける。同年代の友人とお茶を飲んで一息ついたり、皆におとぎ話を聞かせてやることも。
すっかり耳は遠くなり、目の具合も悪いため勉強するのは一苦労…。それでも、助産師として自分が取り上げた教師や
クラスメートたちに応援されながら勉強を続け、ついに念願の卒業試験に挑む! 〜公式サイトより〜
まずはオープニングのケニアの風景にやられる。
そして、自分の貧困な世界地理やら浅い世界史の知識、先入観などを思い知らされる。
映画の中で、修学旅行のシーンがあって、子供達やGOGOがライオンやキリンを初めて見たという言葉に「え?」となる。
アフリカなのに?ケニアなのに?ってなる。
浅い。
もっと言っていいですか。
ケニアの大自然を見ながら「水曜どうでしょう〜アフリカ編」を思い出すあたりも、違う違うそれは違うよ自分!と言いたい。
そんな感じで少しずつ横道にそれつつも、GOGOの言葉が染み入るのよ。
ここの小学校の制服がとても可愛いのだが、それを着たGOGOが言う。
「制服は特別な婆さんにしてくれる」
小学校を卒業するときに認定試験があるのだが、なかなかこれがね〜
先生が厳しくて聞いていて切なくなる。
さすがのGOGOもお友達に愚痴やら泣き言やら言う。
GOGO「犬はワン、猫はニャー、象は・・・」
ディナ(友達)「象は?」
GOGO「象は・・・モー?」
ディナ「・・・ちがくないかい?」
このディナも学校に通いたかった女子の一人だった。
家のことやら、結婚やらで、女子はいまだに教育がないがしろにされている。
GOGOは学校に女子の寄宿舎を建てる。
雨で建設が遅れがちなのを、棟梁を呼んで叱咤激励するGOGOは、教室での少しオドオドした生徒ではなく、94年間しっかりと生きてきた人生の大先輩ぶりが見事だ。
なかなか勉強がうまくいかないGOGOに、先生が厳しく言う。
「目が見えないなら、眼鏡を作り直したら?」
はっ!違うのよ、先生!
余談ですが、我が老母、眼鏡を新調したいと言うので安いとこでいいでしょとJINSに連れて行った。
そしたら作れないと言われ、そうか、若者がターゲットのお店っぽいもんね〜
メガネスーパーなら補聴器も扱ってるくらいだから老人用の眼鏡も作れるでしょと行ったら、そこでも作れず、眼科へ行ってくださいと言われる。
ワタクシもワタクシだが、81歳の母も母だ(人のせいにする)
「白内障」なんてことは全く考えてなかったのだ。
で、来週、白内障の手術をいたします!頑張れ〜〜〜
ってことで・・・眼鏡を新調しても、目のレンズ自体が悪いのだから意味がないのよ、先生!
と切ない気持ちになる。
進級試験にも落ち、気落ちしたGOGOは、小学校をやめることにする。
そこへ、校長の登場だ。
目の話を聞き、白内障の手術を手配してくれる。
ああ!あなたは真の教育者だ。
高齢だからと、どの小学校もGOGOの入学を断った。そんな中でこの校長は、初めはびっくりしたけどと、GOGOを受け入れる。
そして今度、GOGOが挫折しそうになると救いの手を差し伸べる。
素晴らしい。
この映画はどの年齢層にも響くと思う。
小学生にも、中学生にも、若い人にも、中年の我にも、きっと老母の年齢層にも。
オンライン試写会にて鑑賞。
これは以前見た「世界の果ての通学路」を撮ったパスカル・プリッソン監督の作品。
この「世界の果ての通学路」もすっごくよかった。
道徳の時間に子供らに見せてあげて欲しいと思った。
そして、ワタクシも「勉強しなきゃ!」と思った。
今回の「GOGO」も、前作同様、道徳の時間に・・・
そしてこちらは敬老会でも上映して欲しいくらいだ。
結局いくつになっても「やる気」だ。好奇心だ。
少し気持ちが先走りました。
内容をお話しするに・・・
プリシラ・ステナイは、3人の子供、22人の孫、52人のひ孫に恵まれ、ケニアの小さな村で助産師として暮らしてきた。
皆から“ゴゴ”と呼ばれる人気者だ。ある時、彼女は学齢期のひ孫娘たちが学校に通っていないことに気づく。
自らが幼少期に勉強を許されなかったこともあり、教育の大切さを痛感していたゴゴは一念発起。
周囲を説得し、6人のひ孫娘たちと共に小学校に入学した。年下のクラスメートたちと同じように寄宿舎で寝起きし、
制服を着て授業を受ける。同年代の友人とお茶を飲んで一息ついたり、皆におとぎ話を聞かせてやることも。
すっかり耳は遠くなり、目の具合も悪いため勉強するのは一苦労…。それでも、助産師として自分が取り上げた教師や
クラスメートたちに応援されながら勉強を続け、ついに念願の卒業試験に挑む! 〜公式サイトより〜
まずはオープニングのケニアの風景にやられる。
そして、自分の貧困な世界地理やら浅い世界史の知識、先入観などを思い知らされる。
映画の中で、修学旅行のシーンがあって、子供達やGOGOがライオンやキリンを初めて見たという言葉に「え?」となる。
アフリカなのに?ケニアなのに?ってなる。
浅い。
もっと言っていいですか。
ケニアの大自然を見ながら「水曜どうでしょう〜アフリカ編」を思い出すあたりも、違う違うそれは違うよ自分!と言いたい。
そんな感じで少しずつ横道にそれつつも、GOGOの言葉が染み入るのよ。
ここの小学校の制服がとても可愛いのだが、それを着たGOGOが言う。
「制服は特別な婆さんにしてくれる」
小学校を卒業するときに認定試験があるのだが、なかなかこれがね〜
先生が厳しくて聞いていて切なくなる。
さすがのGOGOもお友達に愚痴やら泣き言やら言う。
GOGO「犬はワン、猫はニャー、象は・・・」
ディナ(友達)「象は?」
GOGO「象は・・・モー?」
ディナ「・・・ちがくないかい?」
このディナも学校に通いたかった女子の一人だった。
家のことやら、結婚やらで、女子はいまだに教育がないがしろにされている。
GOGOは学校に女子の寄宿舎を建てる。
雨で建設が遅れがちなのを、棟梁を呼んで叱咤激励するGOGOは、教室での少しオドオドした生徒ではなく、94年間しっかりと生きてきた人生の大先輩ぶりが見事だ。
なかなか勉強がうまくいかないGOGOに、先生が厳しく言う。
「目が見えないなら、眼鏡を作り直したら?」
はっ!違うのよ、先生!
余談ですが、我が老母、眼鏡を新調したいと言うので安いとこでいいでしょとJINSに連れて行った。
そしたら作れないと言われ、そうか、若者がターゲットのお店っぽいもんね〜
メガネスーパーなら補聴器も扱ってるくらいだから老人用の眼鏡も作れるでしょと行ったら、そこでも作れず、眼科へ行ってくださいと言われる。
ワタクシもワタクシだが、81歳の母も母だ(人のせいにする)
「白内障」なんてことは全く考えてなかったのだ。
で、来週、白内障の手術をいたします!頑張れ〜〜〜
ってことで・・・眼鏡を新調しても、目のレンズ自体が悪いのだから意味がないのよ、先生!
と切ない気持ちになる。
進級試験にも落ち、気落ちしたGOGOは、小学校をやめることにする。
そこへ、校長の登場だ。
目の話を聞き、白内障の手術を手配してくれる。
ああ!あなたは真の教育者だ。
高齢だからと、どの小学校もGOGOの入学を断った。そんな中でこの校長は、初めはびっくりしたけどと、GOGOを受け入れる。
そして今度、GOGOが挫折しそうになると救いの手を差し伸べる。
素晴らしい。
この映画はどの年齢層にも響くと思う。
小学生にも、中学生にも、若い人にも、中年の我にも、きっと老母の年齢層にも。