パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

仮性鬱のつぶやき

2020年12月27日 | 衣・食・住
12月27日(日)曇り

ワタクシは鬱なのかもしれない。
でも、自分で言うだけマシかもしれない。
仮性鬱としておこう。

家が見つからない。
老母は「ここに住めばいいじゃないの!」と夫を巻き込もうとする。
ここはあなたの「終のすみか」であって、ワタクシの「終のすみか」はここじゃないのだよ母さん。
夫は全てにおいて慎重で思慮深い。
だから晩婚だった。
そして、その熟慮し、待って待って、45過ぎてからのやっとの結婚が成功だったとは思えない。
物事には「勢い」とか「妥協」も大事だと還暦過ぎてもまだわからんのか夫よ。
ーーはっ!もしや結婚のみが「勢いと妥協」の結果で、それで失敗だと思ったからまた熟慮が大事と思ってるのか???ーー

予算が予算なだけに、飛びつくような、夫婦の意見が合致するような、そんな物件があるとは思えない。
妥協も必要。
ワタクシが思う「終のすみか」は、危険でないところ(川、海、崖)、密集した住宅地じゃないところ。
低いっ!ハードルが低すぎる!
でも、予算が低いのだからこれくらいのハードルにしておかないと一生見つからない。
こんなワタクシの低いハードルを越えた先にいくつか候補地が出てくる。
夫を説得し、内見もした。
確かに、「狭すぎる」「駐車場がないのはダメだ」「車の進入がきびしい」等のご意見はごもっとも。
4畳半3部屋だと、雑誌や本、LPにその他諸々の夫のガラクタだけで埋まる。
家3軒分くらいをバックのまま進入しなきゃならないようなどんつきにある家もやめた方がいいよね〜慣れるものかなあ〜(←あくまで妥協点を見出そうとするワタクシ・・・)
道路から家までの道幅が2メーターという物件もあった。お庭はあるのに・・・
すぐ近くに3000円くらいの月極駐車場はあるのだが、毎月支払いのたびに納得いかない気分になりそうだ。
そんな中、高台にある物件の内見をする。
高台だから、超のつく坂道だ。
駐車場は1台分はある。
家は古いが間取りは広いし庭も広いしご近所との距離感もちょうどいい。
予算内で水回りくらいは新しくできる。
それより何よりワタクシが気に入ったのは、ここから見える景色。
見下ろす感が気持ちいい。
チビゆえ見下ろされる人生だった。
「終のすみか」くらい見下ろせるところにしたい。
が、夫はまず駐車場が1台分にケチ。
まだ自分の車を買ってもいないくせに。
さらには、玄関までのゆったり長い階段が嫌だという。
でも、そんな老人のために、勝手口の方には3段くらいの階段がある、そっちを使え!
たたみかける妻に、さらに言うことには、家の周りが散歩に適していない坂道だと言う。
そりゃそうだ、高台だもの。
でも、裏の方の道だと緩いし、どうしても下りが嫌ならもう少し上へ散歩すりゃよかろう。
単に、ここが気に入らないだけってことね。

家の事だけでも悩みなのに、夫は仕事も探さねばならないが、これまたスタートが遅い。
働きたくないなら働かなくてもいいが、失業手当の手続きくらいはさっさとしろ!遅れれば遅れるだけ手当の支給が遅れるのだよ!
で、最近やっと手続きに行った。
仕事も、別にしなくてもいいのだよと言うと、働く気はあると言う。
じゃあ探せ!一生懸命探せ!

義弟の病気の事も悩みだ。
しかし、呑気なのかアル中なのか、この兄弟、浴びるように酒を呑む。
この年末年始が心配で口出しすると、まさにアル中患者が言いそうな事を言い出すので驚く。
お尻の軽い兄弟なので、お酒の準備から何から自分達でやる。
ツマミさえ用意しておけば、お湯だの水だの炭酸だの、自分達でひょいひょいと作ってたので気づかなかったが、
完璧なアル中なのかもしれない。
「病気」とか「長生きしたい」とか「死生観」とか「常識」とかが違いすぎて手に負えない。
大人だからほっとけばいいのか。
アル中は病気だからほっといてはいけないのか。

老母から台所を取り上げ早4ヶ月。
母も時々料理をするのはいいのだが、元来いい加減な性格もあり年齢的な事もあるのか、道具をあった場所に戻さない、洗い物の洗い方が甘い・・・・・・・←言いたい事はもっと山のようにある
言っても言っても、その時だけゴメンゴメンで、直らない。
最初の頃、あまりに厳しすぎるかと反省したり、母のストレスになるかもしれないと心配したり、痴呆症になるかもしれないとまで危ぶんだりした。
しかし、今、少し思う。
この人は、若い頃からこうやって生きてきたのだ。
柳のようにしたたかに。
暴君のような夫(マイファーザー)に三つ指ついて淑やかに従うふりをし、友人知人誰からも好かれる八方美人。
こういう人は強い。
そして、暴君のような娘や父は、逆にポキっと折れやすいのだ。
夫も然り。
ワタクシの言葉は、彼らの右耳から左耳に抜けて行く。

夜中、胃が痛くなって目が覚める。
暴飲暴食もしていない。思い当たる節がない。
ストレス性なのか。

人生最初で最後の家選び(マンションは夫が選んだ)も出来ず、ストレスから胃痛を起こし、仮性鬱で家族に当たり散らし、自己嫌悪で落ち込む。
こんなはずじゃなかったのにと思いながら死んでいく自分を思い、辛くなる。

今日の一枚は(二枚だ)
ワタクシの気に入ってる物件から見える景色。
コメント
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