パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

映画の話、本の話

2022年05月22日 | 本・マンガ・テレビ・映画
5月22日(日)晴れ

観ました?「ショーシャンクの空に」
ワタクシの好きな映画ベスト3入りしている映画です。
まだ観てない人がいたら観て!絶対観て!すごくいいから!
って誇らしげに言わんでも、チョー有名作品ですからね。
「おまえの百倍、あの映画について語れる」とおっしゃる方が多いでしょうから遠慮してタイトルに「ショーシャンク〜」を入れるのをやめました(←小心者)
あ、余談ですが、つい最近何かで知ったことなんですけど、を入力する時、どうしてます?
ワタクシは「やじるし」って入力してから候補の中から選んでおりましたが、「zh」と入力すると←が出て、zjだと↓、zkだと↑、zlだと→と出ると知って以来、嬉しがって使っております。

話を戻そう。
「男の友情」モノ(←こんなジャンルがあるのか?)の中ではベスト1だ。
「グリーンブック」もすごく良かったけど、「きっとうまくいく」も良かったけど・・・
いや、でも、過酷な環境の中で育まれた友情って事でこちらを1位にする。
「希望」モノ(←こんなジャンルもあるのか?)でもベスト1だ。
極悪非情に恐ろしく過酷な環境でも希望を持ち続ける強さ。
ワタクシ、観終わった後、一人でスタンディングオベーション。
老母と二人で見始めたのだが、字幕を選択したため、始まってすぐに老母笑い出す。
字幕を目で追ってるうちに画面が変わり付いていけないらしい。
1時間は頑張ったが何一つわからないと寝床へ向かわれました。
つか「みんな観て!」と言うなら、まず老母のために吹き替えで観せてやれよって話です。
世界観が崩れるの嫌だからと頑なな自分よ、まず反省しろ。
もし、まだ観た事ないわとおっしゃる方がおられたら、是非一度観てください。
途中、見るに耐えないシーンやら、切なさが募るシーン、「きーーーっ!一人殺していいならこいつを殺る」と思ってしまうシーンがありますが、そういうのを耐えて耐えて耐えて、最後感動します。
おススメです。

本の話に移りましょう。今読んでいるのが酒井順子著「ガラスの50代」

本と老眼鏡と飲み物と蚊取り線香とミントで作った虫よけスプレーを持ってハンモックへ。
いやあ〜面白い。
ワタクシより少しお若い作者ですが、大きなくくりでは同年代という事で許していただきます。
「くーーーっ!わかる」「そうそうそう」頷きながら読む。
もうねえ、目次のタイトルだけで、わかるのよ。
例えば・・・
「若見せバブル崩壊」
くーーーっ、わかるわかる。若見せに力入れつつも、「痛い」コトにならないように注意を払い・・・でも、そんな中に数少ないながらも、堂々と老けている人もいると。
このあたりの描写がうまくて、思わず笑っちゃう。

   「もう、何しても痩せないのヨー」とニコニコしながら太りゆき、ギャザーたっぷりのロングスカートとか、
    貫頭衣のようなものを着ている。

貫頭衣!と笑いながら、ふと我を振り返ると、若見せしたいという願望はありながら楽な服に流れている。
まさに貫頭衣に、パジャマのようなウエストがゴムのパンツを「これはおしゃれワイドパンツ」と言い聞かせてる。
少し動揺しつつ読み進める。

   同じようにコロコロした夫がいて、子供達は明るい。・・・そんな友を見ると、「この人は、幸せだから
   安心して老けることができるに違いない。

コロコロした夫に目をやり、ため息が出るワタクシである。
作者は、そんな友だから安心して老けることができるにちがいないと、続けている。
この、毒と愛と毒と愛が心地よい。

「母を嫌いになりたくないのに」も、介護だなんだの年齢に差し掛かったワタクシ達世代には沁みる話だったし、
「『エモい』と『無常』」は、若者言葉を使う中高年についてであり、これは常日頃ワタクシが苦々しく思っていることゆえ一段と興味深く読んだ。
「セクハラ意識低い系世代」も、めちゃわかりみが深かった(←今、若者言葉について言ってなかったかい?)

今日のトップの写真は、ハンモックでコーヒータイム。
ん?nさんってカップの持ち方が変ね。
またフキだかツワだかの皮むいたの?
違うの、近々モニター記事書くけど、トリートメントで白髪染めっていうのやったら爪が真っ黒になっちゃって。
だから親指隠してるの。
ああ、この、白髪を染める行為をやめたいと思っているのだが、いっきに老けるわよと「老母」に言われ、躊躇しているところである。
若見せは無理だとしても、一応は年相応に見られたいしねえ。
コメント (4)
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