パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

オロナミンCの思い出

2010年01月08日 | おもいで
1月8日(金)晴れ
ワタクシは、オロナミンCが大好きである。
飲み物の中で一番好きかもしれない。
なぜ好きなのか・・・
子供の頃、たま~に買ってもらえて、兄と半分ずつ飲ませてもらえて、
その度に母が決まって言う言葉が「たくさん飲むと鼻血が出る」
子供の頃のささやかな夢が、早く大きくなって屋台のトウモロコシを一本丸ごと食べながら
オロナミンCを一人で一本飲みたい。」
・・・ささやか過ぎる・・・
時は流れ、そんな少女も、働くようになる。
小さな地方営業所、女子社員はワタクシだけ。
そこへ派遣で来たしょーこさん。
とっても素敵なおねえさんで、ワタクシは子犬のように懐く。
バブル全盛期、後は後方部隊に任せたぞと、営業マン達が出かけた後、
山のような営業事務の仕事を彼女と二人でさばく。
夕方ヘロヘロになり・・・どちらからともなく「そろそろオロドリ行こうか」
(オロナミンCドリンクを略し、こう呼んでいた。)
雑居ビルのロビーの自販機で買い、その場で手腰でぐいっと飲む。
当時おやじギャルとかが栄養ドリンクを飲むのが流行っていたが
ワタクシ達のは少しニュアンスが違ってたようだ。(だって、オロナミンCだもの・・・)
なぜリゲインでもチオビタでもなくオロドリだったのか。
しょーこさんが腎臓関係の病気になった時の主治医が「オロナミンCを飲みなさい」と言ったとか・・・
その後、オロドリよりも美味しい呑みモノをたくさん知り、しばらく遠ざかるが、
やはりこの味が好きなんだろうねえ~
お風呂上がりに手腰でぐいっと飲むこの快感。
しかし、三つ子の魂なんとかで、一日に二本飲むことはしない。
娘ももちろん大好き。
しかし、ちゃんと母からの教えは受け継いでおく。「飲み過ぎると鼻血が出るからね!」
お友達のうちで「もう一本飲む?」と聞かれ、ドキドキしながら二本飲んでしまったと
懺悔するように告白したのは小学生何年生の頃だったかしら。

今、ワタクシの中でのオロナミンCの底値は10本で598円。
そして、その10本は娘と半分ずつとなり、5日間のお風呂上がりの楽しみとなる。
少し前、うっかり間違えて娘のラスト一本を飲んでしまった。
これがワタクシだったら、まさに火がついたように怒りまくるのだろうが
娘は「え~っ!ショックぅ~お風呂上がりに楽しみにしてたのにぃ~」とぼやきつつも、
「次に買った時に返してね」
・・・優しい・・・
で、昨日近所のスーパーで598円!
喜び勇んで買いに行く。
しかし・・・1本返すとなると、4日間しかお風呂上がりの楽しみがない。
一旦レジを済ませたのに、またもう一回買う。
20本ゲット!
帰宅した娘に、興奮気味に戦果報告すると
「ママってホントにオロナミンCが好きなんだねえ~
クックパッドで検索したら、オロナミンCの作り方あるかもよ。」と
少々あきれ気味、かつ、からかうつもりで言ったらしいが
乗り気で盛り上がる母。
「オロナミンCの粉みたいなのがあればいいのにねえ~」
と、しばしオロナミンC談義に花を咲かせてるうちに
「ママ、この前の一本、もう返さなくていいよ。」
・・・優しいっ!
子供だ子供だと思ってたのに、母を思いやる優しい娘に育ったのねえ~
・・・って言うか、あんたが子供だよ!

今朝の新聞に、都立高校の入試状況が出ている。
あ~、去年の今頃は、なんだか落ち着かない毎日だったなあ~
今日から、娘は三学期。
また頑張って行きましょーーーっ!
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3 コメント

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ビタミンC (paru)
2010-01-09 23:04:53
多分関西ではアンチ巨人(阪神ファンじゃなくても)が多いから消費量は少なかったと思われます(笑)
オロナミンCはどうか知りませんがビタミンCってサプリやらいろいろな原材料に入ってますが、石油から合成して作られてます。
自然なものはそれなりにするそうで、高いかららしいです。
原材料名がビタミンCでなく例えばレモン果汁からなら原材料にレモンと書いてないとおかしいんじゃないかなぁ?と思ってます。
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私も! (koko)
2010-01-10 04:07:42
うちの母は炭酸系の飲み物はいっさい買ってくれず、夏限定でお米屋さんからプラッシーと三ツ矢サイダーを母と兄と私の3人で分けてチビチビ飲んでました。小3の頃友人の家でオロナミンCをもらい、“大人の飲み物なのに!しかも炭酸!”と喜びその後その子は私の親友にさせてもらいました。
夏に日本へ帰ると私の父は私の息子2人を銭湯へ連れて行ってくれるんですが、そこで息子2人は教えたこともないのに、オロナミンCを風呂後、じぃじに買ってもらってるそうです。(多分、手腰でぐいっと!)
ちなみに私のささやかな夢は色つきの炭酸の飲み物(特にコーラ)を一人で飲む、それとお祭りで合成着色料バリバリのりんごあめを買って食べることでした...
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元気はつらつ (n)
2010-01-10 22:30:40
♪paruさんへ♪
ををっ!そうでしたねえ~
今やオロナミンCと言えば上戸彩ちゃんですが、ワタクシの記憶の中では大村崑氏でした・・・
paruさんに言われて巨人軍の選手達の「ゲンキハツラツ」を思い出しましたよぉ。

☆kokoさんへ☆
小3の思い出が鮮明なところに、オロナミンCへの思い入れを感じます。
その後、夢は叶えられましたか?
りんご飴ってアメリカにもあるのかしら?
kokoさんの息子さん達が、おじいちゃんと三人並んで手腰でオロナミンCを飲む姿。
日本の夏ですなぁ~
あ~、温泉行きたくなってきた。
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