パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

母の日

2021年05月10日 | Weblog
5月10日(月)晴れ


母の日の昨日。
まあ、イベントのない家で育ちましたので少々意地になる気持ちもあり、普段と変わらぬ1日ではありました。
ただ、世間様のほうが「母の日母の日」と大騒ぎなので、一層鼻じらむ偏屈者nという図。

近所のおばちゃんちの娘さんが、我が母にまで高級和菓子をくださる。
もぐもぐ嗜むワタクシ(お前が食うな)
そして、そのお返しに、ワタクシの作った鹿児島の郷土菓子「かからん団子」を押し付けられるのであった。
「海老で鯛」の反対語って何?


なぜに突然かからん団子を作ったのかと申しますに、
先日、やっと売買契約をした我が家(と、まだ言ってはいけないのだが←この話はまた後で)に、従姉kemiちゃんと行きましたら、kemiちゃんが「あ!サルトリイバラがある。かからん団子作るからもらっていい?」
どうぞどうぞ。
と、その時は、それほどかからん団子のことを気にもかけておらず・・・
その翌日だったか新聞の「郷土の料理」コーナーに「かからん団子」のレシピが掲載。
その時も、へ〜こうやって作るのね、案外簡単そうね、くらいの感想。
で、またその翌日だったか、老母がお友達のおうちに遊びに行った帰り、送ってくれたお友達のおぢが(正確にはおぢいさん)が「娘さんが買った家を見たいから、そこを通って帰ろう」と言い出したとかで、
老母が「おね」(仮名)にご案内。
するとそのおぢが「をっ!かからん団子を作らんといかんなあ。きれか葉がどっさいあっど。」と言ったとか。
(訳:をっ!かからん団子を作らないといけないね。綺麗な葉っぱがたくさんあるよ。)

これはもうワタクシにかからん団子を作れという神のおぼしめしなのね。
って事で、買い物に行く途中、老母と夫と「おね」に立ち寄り、かからん葉っぱを取ってきて作ったという次第。
ちなみに「かからん」というのは鹿児島弁で「触るな」という意味。
このサルトリイバラはトゲがあるので「触るな」の意「かかるな」から葉っぱをかからん葉と言い、その葉で包んだ団子をかからん団子というらしい。
さらにはこのかからん葉には殺菌作用があるので痛みにくいとか、「病気にかからん(罹らない)」という言葉にもかけているということらしい。

今日の一枚は・・・
「おね」からの帰りに寄ったスーパーでもらったカーネーション。
いちいち感謝状を読み上げてからという儀式がめんどかったが、カーネーションが一輪ずつもらえるので、おば達も我慢して静々ともらっておった。
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2 コメント

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Unknown (miyamiyachan)
2021-05-13 07:58:42
nさんへ

「かからん団子」思わず、ググってしまいました。

草だんごに、かからん葉で包む感じなのかしら?

「サルトリバラ」等々、知らない情報満載で、ググって知識の制度を上げました。(たいそう村のたいそうさんと呼ぶ)
手作りの「かからん団子」のお返しは、受け取った方にとっては、「海老で鯛」なのではと思います。
大きなお世話で、すみません。

反対語は、調べるとピンと来ないのがありますけど、
私は、「海老でちりめんじゃこ」のお返しで、すみませんが…と言ってお渡しするのが常です。😅

お母様との日常の何気ない日々を、ご主人と過ごしていることこそ、「母の日」として似つかわしいことなのかも…と微笑ましく、羨ましく思いました。

お邪魔しました。
返信する
miyamiyachanさんへ (n)
2021-05-13 17:42:06
「海老でちりめんじゃこ」!!!
なるほど、その通り。
次回から使わせていただきます。
返信する

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