peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥州市水沢区のホタルブクロ(蛍袋) 2016年6月16日(木)

2016年06月17日 | 植物図鑑

2016年6月16日(木)、奥州市水沢区花園町常盤通りから少し離れた広い道路脇に植栽されているホタルブクロ(蛍袋)が、今を盛りと沢山の花を咲かせていました。 

ホタルブクロ(蛍袋)キキョウ科 カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula

puncutata

山野に生える高さ40~80㎝の多年草。名前の由来は、この花の中に子供が蛍を入れて光らせて遊んだからとか、花の形を提灯にたとえて、提灯の昔の呼び名「火垂る」を当てたものではないかとか、いろいろな説がある。茎や葉、萼などに粗い毛があり、茎を切ると白い乳液が出る。葉は互生し、長さ5~8㎝。根生葉や茎の下部の葉には翼のついた長い柄がある。根生葉は花期には枯れてしまう。6~7月、淡紅紫色または白色の花が下向きに咲く。花は長さ4~5㎝。分布:北海道(西南部)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


奥州市水沢区「慶徳公園」のヒペリカム ’ヒドコート’ 2016年6月16日(木)

2016年06月16日 | 植物図鑑

2016年6月16日(木)、奥州市水沢区「慶徳公園」(佐倉河字慶徳)に行きました。生憎雨降りの天気でしたが、群植されたヒペリカム’ヒドコート’が、濃黄色の花を沢山咲かせていました。

ヒペリカム ’ヒドコート’  オトギリソウ科 ヒペリカム(オトギリソウ)属 Hypericum

世界の熱帯~温帯地方に分布する耐寒性常緑・落葉低木。特徴:中国原産で雄しべが長く突き出た濃黄色の花をつけるビヨウヤナギや、垂れ下がる枝にウメに似た小輪の花をつけるキンシバイ(金糸梅)がよく栽培されるが、最近は花の大きな’ヒドコート’が花壇に利用されて人気がある。花期:6~9月。

管理:夏の直射日光に当たると葉焼けを起こすので、西日を避けて半日陰に置く。水分を好むので鉢土の表面が乾き始めたら水やりする。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」より]


一関市大東町摺沢のバラ(薔薇)’ラヴィーニア’ 2016年6月5日(日)

2016年06月15日 | 植物図鑑

 

2016年6月5日(日)一関市大東町摺沢の国道343号線国道456号線の交差点の内側にある民家の庭にバラ(薔薇)が、沢山植栽されており、今を盛りと花を咲かせていました。

名札が付いていませんでしたので、はっきりしたことはわかりませんが’ラヴィーニア’という名のバラではないかと思います。 

バラ(薔薇)’ラヴィーニア’ バラ科 バラ属 Rosa 'Tanklewi'(=Lavinia)

開花習性:四季咲き、花径:10㎝、樹高×葉張り:3.0m、作出年・作出者・作出国:1980、Tantan,M.、ドイツ。花色桃色からサーモンピンク半剣弁カップ咲き。花茎が長く立ち上がって咲くが、花がやや俯き、優美な表情を見せる。四季咲きで春から晩秋までよく開花する強健種。香りはかすか。葉は美しい照り葉。花茎が長くなるのでフェンスやスクリーンによく合う。短く切り詰めても花が咲くので、寒冷地にも適する。(鈴木)[NHK出版発行「別冊NHK趣味の園芸・バラ大百花」より]


一関市大東町大原のタツタナデシコ(竜田撫子) 2016年6月5日(日)

2016年06月15日 | 植物図鑑

2016年6月5日(日)、一関市大東町大原字角明沢47の大原恵子さんが、6/5(日)、6/6(月)の両日、自宅庭園をオープンガーデンとして開放するというので、観に行ってきました。大原さんは2007年(平成16年)、1人で荒れた畑から庭園の整備を始め、現在は約60アールの庭に300種類以上の植物が植えられている。多彩な花の色などに合わせ、配置も工夫を凝らしてきたとのこと。ことしは、例年より1週間ほど早く見ごろを迎えているそうで、多くの人に訪れてほしいと呼び掛けています。

園内の真ん中辺りに植栽・展示されているタツタナデシコ(竜田撫子)ピンク色の花を沢山咲かせていました。 

タツタナデシコ(竜田撫子)ナデシコ科 ダイアンサス(ナデシコ)属 Dianthus plumarius

学名:ダイアンサス・プルマリウス。特徴:ヨーロッパ東部からシベリア原産の耐寒性宿根草(多年草)。寒さと乾燥に強く、石垣などでよく育つ。草丈:20~30㎝。灰緑色の葉が一年中美しく、春に芳香のある花をつける。直径3~5㎝ほどのピンク色で普通中心部に暗紫色の斑紋が入る。花期:4~5月。

育て方:日当たりと風通しがよく、水はけのよい用土を好み、酸性土を嫌う。花後、花茎を元から切り、大株は株分けして高温多湿による蒸れを防ぐ。寒さには強い。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より] 


一関市大東町大原のヒイラギナンテン(柊南天) 2016年6月5日(日)

2016年06月14日 | 植物図鑑

 

2016年6月5日(日)、一関市大東町大原字角明沢47の大原恵子さんが、6/5(日)、6/6(月)の両日、自宅庭園をオープンガーデンとして開放するというので、観に行ってきました。大原さんは2007年(平成16年)、1人で荒れた畑から庭園の整備を始め、現在は約60アールの庭に300種類以上の植物が植えられている。多彩な花の色などに合わせ、配置も工夫を凝らしてきたとのこと。ことしは、例年より1週間ほど早く見ごろを迎えているそうで、多くの人に訪れてほしいと呼び掛けています。

母屋の玄関前に植栽されているヒイラギナンテン(柊南天)果実を沢山付けていました。 

ヒイラギナンテン(柊南天)メギ科 ヒイラギナンテン属 Mahonia japonica

別名:トウナンテン(唐南天)。台湾、中国、ヒマラヤ原産の常緑低木(「常緑低木」といわれていますが、秋~冬の黄紅葉はとてもきれいです。)天和~貞享年間(1681~1688)に渡来したといわれ、庭木としてよく植えられている。高さ1~3mになり、まばらに枝分かれする。樹皮はコルク質で、材は黄色。葉は奇数羽状複葉で、茎の先に集まって互生する。葉柄の基部は鞘状になって茎を抱く。小葉は5~9対あり、厚い革質で光沢があり、長さ4~9㎝の卵状披針形。先は針状に鋭く尖る。縁には粗い鋸歯があり、鋸歯の先は針状に尖る。頂小葉以外は無柄。3~4月、茎の先に長さ10~15㎝の総状花序が垂れ下がってつき、黄色の小さな花が多数開く。花弁は6個で先は2裂する。雄しべは6個。雌しべは1個。萼片は9個。果実は長さ約7㎜のほぼ楕円形で、9~10月に黒紫色に熟し、白粉をかぶる。種子は少数。用途:庭木、公園樹、花材、薬用。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]