2016年6月16日(木)、奥州市水沢区花園町の常盤通りから少し離れた広い道路脇に植栽されているホタルブクロ(蛍袋)が、今を盛りと沢山の花を咲かせていました。
ホタルブクロ(蛍袋)キキョウ科 カンパヌラ(ホタルブクロ)属 Campanula
puncutata
山野に生える高さ40~80㎝の多年草。名前の由来は、この花の中に子供が蛍を入れて光らせて遊んだからとか、花の形を提灯にたとえて、提灯の昔の呼び名「火垂る」を当てたものではないかとか、いろいろな説がある。茎や葉、萼などに粗い毛があり、茎を切ると白い乳液が出る。葉は互生し、長さ5~8㎝。根生葉や茎の下部の葉には翼のついた長い柄がある。根生葉は花期には枯れてしまう。6~7月、淡紅紫色または白色の花が下向きに咲く。花は長さ4~5㎝。分布:北海道(西南部)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]