紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

7・ルガノで過ごす

2005-02-23 06:57:50 | 8・山と旅の思い出
アルプス地方の、グリンデルワルド、ミューレンのあと、ブイリエンツ、カンデルシュテークなど、いずれもスイスアルプス近い、山あいの町や村に行った。

ドイツで、良流娯さんが一緒に旅をする一行と待ち合わせている日まで、もう一カ所くらい回れそうだった。当初は、マッターホルンのふもと、ツェルマットに行こうかと考えていた。
ところが、カンデルシュテークで雨にたたられて寒かったこともあって(写真:左)、急に、山じゃないところにも行ってみたくなった。

思えば、夏休みだというのに、すずしいアルプス地方で過ごしたため、なんとなく夏の気分を味わっていない。そして、目指したのは、イタリア国境近いルガノ。スイス国内にしたのは、スイスパスという、スイスならいくら乗っても同じ料金で乗れるパスを持っていたからだ。そのパスを持っていると、親が連れている子どもたち二人も、列車の運賃はただになった。

湖畔の宿から見える山をみて、鹿児島出身の良流娯さんは、桜島みたいだといっていた。

   

そこでは、プールで泳いだり、湖で泳いだり、船に乗って、スイスミニアチュールという公園にいった。スイスの建物が何十分の一かの大きさで再現してあるということだった。精巧にできていて、なかなか楽しい公園だった。

そうして、ルガノで過ごした後、ドイツのフライブルグに向かった。列車に何回か乗り換え、ほぼ1日じゅう列車に乗り続けていたが、コンパートメントの座席に、子どもたちは大喜び。あきることはなかった。


◆スイスの旅のBlog
1・スイスへの旅立ち 
2・ニューシャテルへ 
3・プランスモンの田舎の家
4・プランスモン・つづき
5・あこがれのスイスアルプス
6・ミューレン村
7・ルガノで過ごす
8・ドイツを旅する