紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

セミ、セミ、セミ・・・

2005-08-12 07:01:06 | 20・日々のできごと
きのうは、4週間に一度の母の診察の日だったので、高井戸のY病院にいった。
母は来週まで、同じ敷地内にある施設で、ショートステイさせてもらっているので、姉と一緒に母を迎えにいってから、病院に移動した。

そこは公園のように広大な庭が広がっている。
大木もあちこちにあるせいか、四方八方からセミの鳴き声が響いてくる。

診察など全部終わり、やれやれと思って、外に出てきたら、姉が地面にたくさんの穴があいているのを見つけた。
「これ何だと思う?」

蟻の穴よりは、だいぶ大きい。

(私の足とくらべてみてね)


えー、何かなあと思って、すぐ近くの泰山木を見上げると、



うわーーーーー、たくさんのセミの抜け殻。


その近くの電柱にも、
隣の松の木にも……、


山ほどのセミの抜け殻。

土の中で7年間(だったか?)過ごしたセミが、きっとこの穴から出てきて、木や電柱に登っていって、羽化したのだろう。
デジカメを持っていなかったので、携帯で撮ってみた。


注)トップの写真は初夏に写したY会の庭