紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

三つ峠山に咲く花

2005-08-23 12:10:49 | 3・山の日記
「富士山には月見草がよく似合う」

太宰治の「富獄百景」で有名な峠は、そのあたりではなかったかしら、というコメントを頂いたので、調べてみた。

太宰治が書いたのは、旧御坂トンネルを抜けた処にある、天下茶屋のあたりらしい。
文学碑が建っているという。
そこからほんの少しで、三つ峠山登山口になる。
三つ峠山とは、お隣みたいな所。
ということで、右の写真はこの間見た月見草。


それにしても、富士山が山の上から見られなかったのは、かえすがえすも残念だった。

三つ峠山というと、岩登りの練習場というイメージが強かったので、あんなにたくさんの可憐な花々に会えるとは予想もしていなかった。

アサマフウロとオヤマボクチ。オヤマボクチはとげとげしていて、まちがってさわると痛い。



ソバナとマツムシソウ。



でも、いろいろな花が咲いていた中で、なんといっても、見られて良かったと思ったのは、レンゲショウマ。
うつむきかげんの花は、可憐で清楚なイメージ。
初めて見る花だった。


(写真は同行者のMさんから送ってもらった)