紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

連句新年の巻

2007-01-23 06:49:38 | 7・連句・俳句・短歌
2007年、年もあらたまったので、連句をスタートさせた。
新年の季語、または冬の季語で発句を募集したところ、つぎの句が集まった。

弾みよく 飴切る音や 初大師 ☆

雪の道 登りて拝す 朝の富士

木枯らしに 負けるものかと  大根(だいこ) 抜く

鱈半身豆腐椎茸葱大根

湯けむりの かなたにおわす 雪の富士

大鷹や 初日に向かひ 飛び立ちぬ
 
初浅間山(あさま) 空へ伸びゆく ハイウェイ   

しらじらと 白髪も目立つ 初茜

今年また あなたまかせの 寒さかな

鳩よ舞え 空の青さや 初日の出


やはり新年らしい句が集まった。
エマノン歌仙・その10参加者9人に、一番よい句(好きな句)を選んでもらったところ☆の句に決まった。

弾みよく 飴切る音や 初大師   茶目猫


私が連句を始めて13年になった。最初6人くらいで巻いていたのが、今回の歌仙は9人。それぞれのメンバーが友だちや、またその友だちなどを誘うので、だんだん人数が増えてきた。仕事その他での事情で、参加できない人が3人。
今年もゆるゆると歌仙を巻いていきたい。
職業も年齢も関係なく、対等な関係で句を詠んでいくのは、楽しい。
そのうち、せっかち歌仙もスタートする予定。

連句の部屋

(写真トップは、去年の夏の反省会の時の)