紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

ママさんからの手紙

2007-01-15 17:48:03 | 15・心に残ること
パパさんが亡くなられたことは、12月21日に書いた。
驚いて、すぐに手紙を書いて送ったところ、ママさんからカードが届いた。生前のパパさんの写真も入っていた。最後は、2005年クリスマス。ちゃんと準備よくクリスマスの写真を撮ってから、病院に入って、5日後に他界したのだなあと思った。

母国語は英語の、日系Ⅱ世のママさんが日本語で手紙を書くのは、私が英語で書くのと同じくらい大変なのである。でも、一生懸命に書いて送ってくれた。
今90歳のママさんがパパさんの写真と一緒に写っている。それを見て、しみじみママさんは一人になっちゃったんだなあと思って、涙がこぼれた。
でも、ほんとうに自立しているママさんのことだ。きっと気丈に明るく暮らして行くのだろう。
パパさんのご冥福をお祈りするとともに、いつまでもママさんには元気でいてほしいなあと思った。