紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

白馬岳~朝日縦走・1

2009-07-27 12:15:54 | 3・山の日記
■ 7月22日(水)・栂池自然園

昨日白馬岳~朝日縦走から帰ってきた。
向こうはまだ梅雨あけてないらしく、お天気はカラリと晴れ上がるというわけにはいかなかったが、1日のうち、少し降られただけですんだのは、まあまあ運がよかっただろう。

今回最初の夜に栂池自然園に泊まることにしたのは、白馬山荘は、標高2830mくらいの所にあり、高度の弱い私が一気にそこまで登ると、高山病の症状が出るからである。

自然園は標高1800mくらいなので、そこらで泊まると、少しは緩和されるだろうと思われた。
それと、春にはしじゅう訪れている自然園が、夏にはどんな風なところなのか見てみたいというのもあった。いつも雪が積もっているので、自然園は、何もかも雪の下であった。

近くのバス停から高速バスで行く。良流娯さんも途中から乗ってくる。

この日は、日食が見られるというので、ちょうどその時間バスから見るのを楽しみにしていたが、曇っていて、全く見られなかった。
日食からおくれて、1時間近く後、白馬の駅に着いたら、そこでは、見られたというので、残念だった。

ロープウェイとゴンドラを乗り継いで、自然園の駅に行く。

栂池ヒュッテは、ヨーロッパのロッジのようで、いつか泊まりたいと思っていたのが、念願かなった。




夕食の時間まで1時間半くらいあったので、自然園の散策をする。翌日は白馬乗鞍から、白馬大池、小蓮華、三国境を越えて、白馬岳まで行く予定である。

 

ニッコウキスゲの群落の間を進む。

 


 


ヒオウギアヤメやキンポウゲの類の咲く原。

 


キヌガサソウ

 


マイヅルソウ。

 


もっといろんな花が咲いていたのだけど、時間もなく、あまり撮れなかった。


少し登り、浮島湿原のところで、引っ返した。ヒュッテが遠くに、小さく見える。

 



翌日登ってゆこうとしている白馬岳方向は、あやしい雲におおわれている。

 


ヒュッテ近く。4月はこんな感じ。

 

夜は、良流娯さんのウン回目の誕生日を祝って、カンパーイ!

 


その日は、鹿児島から来たMさんと3人一緒の部屋。Mさんとは、それから昨日までつかず離れず、一緒に縦走をし、3泊一緒の部屋で過ごした。


◆白馬岳~朝日縦走・1・