紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

本日より槍ヶ岳(3180m)に登りに行きます

2008-07-18 08:40:31 | 3・山の日記
今晩の夜行バス「さわやか信州号」で、北アルプス縦走にいってくる。
夏山縦走の第一弾なのである。(全部で三弾まであるかな)

今回は「常念岳~大天井岳~槍ヶ岳」を3泊4日かけて踏破する予定。

台風7号の影響がちょっと心配。

“天気で斬る!”

予定通り行ければ、7月21日(月)に槍ヶ岳山頂に立てるはずである。ヤッホー♪ を送れるといいな。

一緒に行くのは良流娯さんとテレマークスキー仲間のヒワタリさん。

夜行バスと山小屋3泊の縦走。
どちらも、久しぶりなので、ちょっとドキドキ。バスは眠れないかもしれない。山小屋もチョー満員で、ギューギュー詰めで眠れないかもしれない。不安はたくさんあるのだけど、槍ヶ岳の穂先に立つという楽しみの方が大きい。

北アルプスの、雲が自分と同じ高さを流れてゆく稜線を歩くのは、ほんとうに気持ちがいい。天気がよければ、小さくとがって見える槍ヶ岳の穂先に向かって、少しずつ歩を進めて行く。そして、最後に穂先にとりつくのだ。
では、みなさん、いってきまーす♪


上高地から見た穂高・ライブ映像

(穂高が晴れていれば槍ヶ岳も晴れているはず)

地図に槍ヶ岳が表示されないようなのだけど、赤い印が槍ヶ岳のあるところ。



(トップ写真は夜明けの槍ヶ岳。小林純氏撮影「雲の峰を越えて」より)

昨日はオフ会(?)

2008-07-17 07:25:22 | 19.友人との時間
昨日は京都からさとさんが来たので、一緒に西荻窪にあるオークンバケットというお店にいった。
そこは庭にどんな風にバラを植えたらいいかなど、相談にのってくれるお店。
さとさんは、最近とても庭づくりに熱中している。

お店入り口。とってもステキ。



お店を横から見たところ。




中はカントリー風。かわいいものがいっぱい。




熱心に説明を聞くさとさん。すてきなお庭ができるといいね。



その後、新宿の高層ビルに移動して、ブログを通して交流のある5人で飲んだ。
さとさん蘭さんとしちゃんマサさん、私の5人。
中には初対面という人もいたけど、話しは盛り上がった。
みんなでカンパーイ♪




お店から見えた夜景。



パリ・ドイツの旅・14

2008-07-16 06:54:34 | 5・旅の日記
■フルトバンゲンの町

昨日はとしちゃん、散人さんのリクエストにおこたえして、地図をのせてみたところ、思わぬ反響で、さらにいろいろなことがわかった。
間違えて行っちゃったアルヘンは、直子さんのダンナ様の母上の出身地の近くだとか。シュバルツバルトさんからもメールを頂いて、今住んでいるところもわかった。何日も滞在しなかった黒い森地方だけど、おかげで、今までよりさらに身近な場所になった。

翌日、私たちは、トリベルグをあとにして、メーアスブルグに行くことになっていたのだけど、途中フルトバンゲンを通るので、もう一度寄ってみることにした。

シュバルツバルトさんが住んでいたのは、ここかしら、といいながら、家を眺めるトントン。




お休みで残念だったインフォメーション。前日ここに案内してくれた高校生の女の子たちの写真を撮らなかった。とっても親切な2人連れだった。



マーケットプレイスの近くの公園。





この町で残念だったことがある。ドナウ川のはじまりの一滴が見られなかったことだ。行きにあまりに道に迷ってしまったし、その日は土曜日で、インフォメーションが休みだったので、そこまで行く道がわからなかったのだ。

シュバルツバルトさんが行った時の記事(シュバルツバルトさん、直接記事にリンクさせて頂きました。)

私も実際に行って、こういう記事をここに書きたかったのだけど・・。

歩いていったら、片道1時間半。つまり、約7kmほどの距離。

このあたりの川はBreg川という。ドナウエッシンゲンでBregach川と合流してドナウの流れとなる。ドナウ川は、ここから2888kmもの旅をして、ドナウの河口(黒海)に流れ込むのだ。

でも、この町だって、かなりはじまりに近いところにある。それで、初日の午後、水の公園(というのかな?)にいって、子ども達が遊んでいるのを見たり、自分も一緒に遊んだ。






水をくみあげる機械。



井戸や水を堰き止めて遊ぶものもある。



子ども達がいろいろやってみせてくれて、楽しい時間だった。




けれども、今でもちょっとドナウのはじまりを見に行かなかったのは心残り。最後の最後に手に入れた地図を見れば、行けたのだけど。
しかも、トリベルグからフルトバンゲンに行く間の細道を入っても行けたのだった。でも、2度目にフルトバンゲンに行った日は、それから長ーいドライブをすることになっている。それまでの失敗の数々を思い出すと、早く出発しなければ、予定の町に到着できるかどうかだって、あやしいのだった。

でも、みなさん優しく、すてきな町だった。シュバルツバルトさんのブログに行き着かなかったら、きっと生涯訪れることがなかった町。たくさんの思い出ができた。アウフビーターゼーエン♪ 
シュバルツバルトさん、ダンケシェーン。これからもブログを見ていますので、よろしくね♪


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パリ・ドイツの旅・13

2008-07-15 07:10:21 | 5・旅の日記
■時計博物館

ほとんどトリベルグの町近くまで戻ってから、ようやくフルトバンゲン行く道を見つけた。

見つけてみれば、すぐに着くのである。
小さな町だけれど、地図がないと、どこに時計博物館があるのかわからない。
そうして、あっという間にバス停を通り、町を通り過ぎてしまった。

戻って、かわいい学校の前に車を止める。
誰かに道を聞こう。



トントンは車で待っている。




そこに来たのが、小学生くらいの男の子2人。すぐに道を教えてくれた。
けれど、一方通行なので、教えてくれたのと反対側に曲がったら、自転車でついてきて、そっちじゃないと教えてくれる。




あ~、でも、一方通行なので、また後で来るねといって、戻ってきたら、もういなくなっていた。
せっかく教えてあげたのに、どこ行ったんだと思われただろう。もう一度会って、お礼がいいたかった。

そうして、やってきた時計博物館。




はっきりいって、説明文はほとんどわからないのだけど、そんなのはかまわないのである。その昔の時計を見られただけで。このために、はるばる日本からドイツのシュバルツバルト地方までやってきたのだから。

展示されていためずらしい時計をいくつかのせてみる。もう芸術品なのである。







懐中時計。




この時計を担いでいる人の写真や絵はは、あちこちで見かけた。昔何をしていた人なんだろう。調べてみなくちゃ。




そうして、たっぷりと時間をかけて博物館の中を見てから、外に出た。

町のカフェ。そこでおそめの昼食を食べた。このスープ(スッペン)とパンにはまり、何日間もいろいろな味のスープを楽しんだ。





何枚かフルトバンゲンの町で写した写真をのせてみる。





教会。



教会の前でうつした写真を、ブログにのせたら、その日のうちに、シュバルツバルトさんからコメントが届いた。コメントは、海外では見ていなかったのだけど、それを散人さんが携帯に転送してくれたので、現地で読むことができた。

ついにフルトワンゲン!
時計博物館前の広場ですね。
僕はお写真左側10mくらいのところにある時計屋さんの上に住んでいました。後ろにあるのが、町のカトリック教会です。どうぞ、よいご旅行をお続けください。
そのおかげで、翌日私たちは移動の途中で、もう一度フルトバンゲンに寄ってみることにしたのだ。

追記)リクエストにお答えして、この辺の地図をのせます。ドライブした全体の地図は、いずれトントンが描いてくれるでしょう。

はホテルのあるトリベルグ。は時計博物館のあるフルトバンゲン。一番上がアヘルン。黄色の線をズズズズと進んだ。





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パリ・ドイツの旅・12

2008-07-14 07:15:57 | 5・旅の日記
■道をまちがえ、迷子の子を助ける

ガソリンスタンドのおじさんに、サイドミラーも、きっちりと付けてもらった私たちは、一路フルトバンゲンを目ざした。
なにしろ1本道なのである。しかも、わずか12kmの距離。ゆっくりいったって、30分もあれば着けるだろう。


ところが、ずいぶん走っても、フルトバンゲンの「フ」の字も見あたらないのである。

そこで、ようやく1人の男の人を見つけて、フルトバンゲンはまだなのか聞いてみる。
そうしたところ、肩をすくめた。えーーっと思って、地図を出して、今どこにいるか聞いたら、トリベルクから南のフルトバンゲンに向かっているはずなのに、北に進んでいるのであった。

あらあら、1本道じゃなかったんだ。ということで、Uターン。
再び来た道をもどる。
もうここは二度と来ない所なので、車からおりて、写真を撮ることにした。



のどかな牧草地。




それから、再びトリベルグ方向を目ざしていた時、家も何も見あたらない道の真ん中に、小さな自転車に乗った女の子がいたのである。
アブナイ! そんなところにいたら、車にひかれちゃうよ。
しばらくよけるのを待っていると、女の子が私たちの車の方に向かってきた。

私が車からおりると、女の子は、お家が見あたらないの(多分そうだろうと予想)、といって目にいっぱい涙をためている。
困ったなあ。1人で置いていったんじゃ、車にでもひかれるかもしれない。
今写真を見ると、けっこう突っ張っている感じね。でも、かわいい。




そこに通りかかったきこりの車。
すみません。この子迷子なんです。といって、女の子をきこりの車に連れて行く。
女の子は、何か訴えている。




そこにまた別の車がやってきた。運転してきた男の人は、どうやら、その女の子を知っているようである。向こうの村のゲストハウスの子だといっている。
よかった。そこに連れて行ってくれるんだと思っていると、男の人は、車に乗って、去っていってしまった。

きこりの人に、この子を乗せていってくれないかと頼む。私たちの車に乗せてあげてもいいけれど、言葉が通じないから、おろす所がわからないまま、遠くまで連れて行ってしまうと困る。
女の子は、この人はダディじゃない、などといっているが、とうとうきこりの車が乗せてくれることになった。やれやれ。

そうして、次の村に着いたところ、女の子はもう車からおろしてもらっていて、私たちにピースサインを送って、「ハロー」といった。

こんなことをしているので、なかなかフルトバンゲンにたどり着かないのである。でも、次回はちゃんと着きます。

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杉田真理子さんのコンサート(追記あり)

2008-07-13 14:48:01 | 20・日々のできごと
マリコさんのことを最初に知ったのは、私の小・中学校の友人である久我山散人さんのブログだった。
散人さんは、音楽のことにとても詳しく(他にも詳しいことは多々あるけれど)、毎日毎日CDを聴くのを、楽しみにしている人である。
毎日違うCDを聴き続けても、3年はだいじょうぶ、というくらいCDを持っているそうである。今はきっともっと持っているんだろう。

その散人さんと交流のあるマリコさんのブログにおじゃまするようになったのは、ずいぶん前だったけれど、コメントを書かせて頂いたのはつい最近のことである。
マリコさんがモーコとジャガという猫をかうようになって、そのジャガモコちゃんが、あまりにかわいいので、初めてコメントさせて頂いたのである。
そして毎日、かわいい~と思いながら、マリコさんの「♪風のささやき+a」を見ているのである。

同じ頃、マリコさんのブログにおじゃまするようになったトントンと、いつかマリコさんのシャンソンを聴きに行きたいね、といっていたのが、昨日実現した。

マリコさんは、最近晴れ女といっていたけど、昨日調布だけピンポイントで、すごいどしゃぶりと落雷。ここだけこんなことってあるのね、というほどすぶぬれでいった私なのだった。すぐ近くに住むトントンは、からりと乾いたかっこうであった。

写真を撮りたかったのだけど、禁止されていたため、ないのが残念。
(マリコさんのブログから借りてきました)




コンサートは、後半とくにマリコさんの人柄が出て、アットホームな雰囲気がよい感じ。マリコさんの声、とくに話す声は、ブログの文章から思い描いていた通りだった。かわいくて、魅力的。歌も迫力があって素敵でした。「岸洋子物語」で語りを担当された朝コータローさんとのデュエットもうっとりした。

 


次回は、ぜひシャンソニエに聴きに行きたいわ。トントン、史aya子&繪e子さん、散人さん、ご一緒しましょうね。


そして、おまけの一枚。ジャガモコの写真も1枚お借りして載せましょう。一番好きな写真。


パリ・ドイツの旅・11

2008-07-12 07:03:15 | 5・旅の日記
■フルトバンゲン目ざして

トリベルグでの一夜が明けた。昨日のできごとは、まるで夢の中のことのようである。夢というより、悪夢か?
でも、そんなことはすぐに忘れる。その日は、夢にまでみたフルトバンゲンに行く日なのである。

フルトバンゲンにあるドイツ最大の時計博物館のことを知ったのはいつだったか?
200年も動く時計とか、その間、一度もねじを巻かなくても動き続ける時計とか、時計のことを調べるたびに、ぜひ、大昔の時計を集めてあるその博物館に行きたくてたまらなくなった。
まだこの旅行が実行に移せるかどうかわからない頃から、そんな時計のことが書いてあるホームページやブログを訪れるようになった。

そして、だいぶ前に、ふとしたことでたどり着いたシュバルツバルトさんのブログ
「シュバルツバルトな毎日」
シュバルツバルトさんは、ドイツの時計学校を卒業して、時計マイスターとしてドイツで時計をつくっている方なのである。旅のことが決まった頃、初めてコメントを書かせて頂いた。

シュバルツバルトさんが時計学校で学んでいた頃、住んでいたのが、そのフルトバンゲンの町。
列車は止まらず、私たちが泊まったトリベルグから、一日に何本も出ていないバスで行くことができる。でも、それだと、行動が制約されるので、レンタカーを借りて行くことにしたのだ。

トリベルグから車でわずか12km。その12km行くのに、なんと半日もかかってしまった。(苦笑)


トリベルグの町。ここは、列車も止まるので、けっこう大きな町である。



ホテルの向かい側あたりでトントン。




「そこから、フルトバンゲンまでは1本道だから迷いようがない。」
といったのは、カーナビの私なのだった。ところが、あっという間に、違った道を行き、しばらくして、フルトバンゲンへ行く道は、ホテルの前の道だったということがわかった。なんだ。簡単だったのね。

そして、また泊まっているホテルの前までもどってきた。
そこからは、ずんずん進んで行く。

前日は道を見つけるのに必死で気づかなかったが、ドライバー・トントンは、左ハンドル、右側通行に慣れないため。気づくと、右寄りに走ってしまう。
これは、左側通行で慣れている人は、たいてい最初はそのような運転になる。
しかも、進んで行く道はせまい。

右に駐車している車。前からやってきてすれ違う車。
あっと思う間もなく、カツンと音がして、右サイドミラーが何かに当たって、首がはずれてしまった。
最初に思ったのは、あ~どうしよう。あのオッフェンブルグのドイツ語しか話せないお店の人に、なんと言って説明したらいいだろうか。

でも、ミラーを見ると、なんだかくっつけられそう。ガムテープでもあれば、何とかなるんじゃないの。
しかも、トントンは、首がぶらぶらのミラーなのに、何かはつながっているからだいじょうぶじゃないという。

そんなこんなで、車の外で、ミラーをいじっていたら、すぐ前の家のおじさんが出てきて、見てくれた。
これはうまくつけられない。でも、工具があれば、だいじょうぶだろうという。それで、近くのガソリンスタンドを教えてもらった。

ぶらぶらのサイドミラー。笑うしかないトントン。助手席の私が、その首を押さえたまま、ガソリンスタンドに行こうとしている。




ガソリンスタンドにいったら、車の修理はしていない、とそこのおじさんがいった。
でも、なんとか見て下さい。とお願いした。
そうしたら、なおせそうだと思ったらしく、工具をもってきてくれて、なおしてくれた。
修理代もただだったので、とてもありがたくて、ガソリンを入れることにした。セルフのガソリンの入れ方を知らないので、ついでに教えてもらう。




あ~やれやれ、やっと車は元どおり。
そして、フルトバンゲン目ざして、再び進んでいった。


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パリ・ドイツの旅・10

2008-07-11 06:37:11 | 5・旅の日記
■迷い道

修理工場の人に教わった通り、つきあたりを左に曲がり、アウトバーンの下をくぐり抜けて、迷いつつもなんとか国道に入った。
そして、ランダバウト(交差点)などをなんとかクリアしながら、ひたすらオッフェンブルグを目ざした。運転しているのは、トントン。私は地図と道路標識から、少しも目が離せない。

行ってはもどって、ようやく、またオッフェンブルグのハーツの事務所が見えた時は、あ~振り出しに戻れたとホッとした。

ところが、その後も簡単には行かなかった。
そこから今度は、さっき「ズズズズ・・」と書いてくれた地図に従って行こうと思ったら、トリベルグに行く枝道をあっという間に通り過ぎてしまった。
しかたがない。
「ちょっと右に曲がって。それからもどってこよう。」といって、右に曲がったら、なんと知らない間にアウトバーンを走っている。
「えーダメーーー。アウトバーンはダメっていったじゃない。」とパニくるトントン。
「こうなったら、次の出口までいってから、またもどるしかない。」と、どんどんわけのわからない所にいってしまう。

一体このアウトバーンはどちらに向かって、どこに行こうとしているのか。それもわからない。
冷や汗たらたら、生きた心地がしないまま走り続け、ようやく出口にたどり着いて、アウトバーンから抜け出した。

そうして、やれやれと思って、町の名前を見たら、なんと、「Achern」
さっきの修理工場のある町ではないか。
もう泣きそうになりましたね。
というのはウソで、笑って笑って、笑いころげました。

こんな所に2度も来ちゃって、バッカみたい。だけどいいことが一つある。Achernからオッフェンブルグまでの道はようく知っているのである。
時刻を見たら、もう6時。さっきこの町にいたのは、4時前だったけど、2時間もたって、まだ同じ町にいるのだった。本当なら、もうとっくにトリベルグについて、ビールを飲みながら夕食を食べているはずの時刻である。

しょうがない。今日はいつトリベルグに着けるかわからない。腹ごしらえしよう。
ということで、国道の途中で見つけて入ったホテルのレストラン。まだ時間が早いので、お客は私たちだけ。
でも、すごーく感じのいいマダムで、疲れが吹き飛んだ。




トントンはサラダ、私はスープを頼む。パンも出してくれて、飲み物はティー。
どんな種類のティーか聞かれたけれど、なんと答えていいかわからなかったら、いろんな種類のティーを持ってきてくれた。
そして、いわゆるティーは、「ブラックティー」というのがわかった。
ここのトマトスープはばつぐんにおいしかった。これで、今晩夕食にありつけなくても、とりあえずは何とかなりそうな感じ。




ホテルの入り口で。




借りた車の前のトントン。二人ともとりあえず腹ごしらえをしたら、元気になった。




ここで私は、ヤッホーブログをアップしてないことに気づいて、携帯で写真を撮った。その日に限って、アップしないと、トントンと出会えなかったと思って、心配する人がいるだろう。
それがこれである。

そうして、ようやくまた、振り出しのオッフェンブルグのハーツの前を通り過ぎた。

その後、トリベルグに行く枝道に入れずに、二回も行き過ぎてはもどって、というのを繰り返し、やっと本来の道に入れたのだ。バンザーイ!
その道に入ったら、後はまっすぐまっすぐ50km弱進んで行くだけなのである。


ホテルに着いたのは、夜9時過ぎ。おそくまで明るいので救われた。あれで街灯もない真っ暗な道だったら、トリベルグで目ざすホテルを探すのも大変だった。町では親切な人が、ホテルまでの道を教えてくれて、わざわざどこかに行こうとしていたのに、ホテルまでもどって、指さして教えてくれた。
言葉が通じないので、そうでもしないとわからないと思ったんだね。きっと。

ホテルの窓から見た景色。かわいい家が並んでいる。こんな時間でも明るい。




そして、近くのレストランにいった。
まず、ビールとトントンはティー。




私はピザを頼み、トントンはホットアップルパイ。分け合って食べたが、どちらも、すごーくおいしかった。




シュバルツバルト(黒い森)での1日目は、こうして暮れた。長い一日であった。

長い文章になってしまったが、これでも失敗の5-6こは省略しているのである。(汗)


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