紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

2回目の計画停電

2011-03-18 06:09:43 | 2・仕事の周辺
昨日は12:30~15:15 くらいまで停電した。

その日の朝、宅急便で受け取った原稿の校正は、来週になってから、ゆっくりやるつもりだった。
ところが、停電でパソコンが使えなくなったので、急遽それをすることにした。
校正で使うのは、赤ボールペンと、シャープペンだけ。
こんな時、文明の利器は、ほんとうに弱いのに、昔からの道具は使える。

おまけに、停電中で、電話もテレビもパソコンもダメとなると、ほんとうに静か。集中できる。
ふだんはパソコンを開いていても、ニュースが気になって見たり、メール受信した音が鳴ると、メールボックスを開いたり、そんなことばかりしている。
昨日は、いつもの倍くらいはかどったのではないだろうか。
ふだん、いかに気を散らしながら仕事をしているか、よくわかった。(汗)

都内の宅急便も時間がかかるような情報があったが、前日の夕方送ってくれて、翌朝には着いていた。かなり早かった。



初めての計画停電

2011-03-17 06:39:08 | 16.調布のできごと
昨日は、第2グループの調布市で、初めての停電があった。

15:30頃 ~ 18:30頃 まで。

最初のうちは、居間の一番明るいところに座って、仕事をしたり、ちょっと暗くなってからは縫い物をしたりした。

そのうち、かなり暗くなったので、ためしに右の山用のろうそくランプをつけてみたけど(高さ7cmの小さいもの)、すごくろうくさくて、気分悪くなりそうだったし、黒い煙がもわーっと出たので、やめにした。
あとは、左の小さなLEDランプだけ。長さ15cm。




初めての停電なので、自分の部屋に入る時に、つい明かりのスイッチをいれてしまった。
くせになっている。

薄暗くなって、字がよみにくくなったので、もう夕飯でも作ろうかと台所に立てば、冷蔵庫をあけてしまった。
これはくせじゃなくて、あけてはいけないのを忘れていただけ。

停電すると、パソコンも使えず、テレビも見られず、電話もかけられない。今までの便利すぎる生活で、そういうことができない生活を忘れていた気がする。
(ただし、水も使えないと聞いていたのに、使えた。)
誰かとの接点は、携帯電話と、携帯用のラジオ。ラジオだけど、いつものくせで、テレビのNHKを聞いていた。
ちょうど天皇陛下がお見舞いの言葉を述べておられた。

停電中、とりあえずブレーカーは落としてみた。前日の東京電力の記事にしたがって。
だけど、ネットにはもうこれは書いていない。コンセントをちゃんと抜けば必要ないのか???

ブレーカーを落としたので、停電が終わったのがわからないから、外を眺めた。
我が家から見えるところで、電通大は真っ暗だった。
○クロソフト社は、薄暗かったけど、半分くらいの階で電気がついていた。自己発電できる装置を持っているのだろう。
某銀行の電子計算センターも、わずかだけど、明るいところがあった。

去年の頂いた蘭の花。どうもうまく咲かせられなくて、3本のうち、1本しか花をつけていない。もう1本もじきに咲きそう。
うまくいっぺんに咲くと華やかだけど、1本でも心をなごませてくれる。



今日のスーパー

2011-03-15 20:07:19 | 20・日々のできごと
今頃、停電だとブログなどアップしていられないのだけど、今日は私の住む地区は停電が解除された。
6:20直前に、市の車がきて、停電しますといっていたが、その後、また市の車がきて、解除されたことを伝えた。
いつもはアナウンスが聞こえないこともあるが、今日は窓をあけて外に出たら、うっすら聞こえたし、管理人さんも電話をかけて知らせてくださった。

今日は昼頃、いつもの生協にいったが、品薄ではあるけれど、人々は落ち着いている感じだった。
昨日は、どうしたの、というほど、何か街の人達のようすがおかしかった。
一日たった今日は、パンも買えたし、野菜もかなりおいてあった。
それでも、空っぽの棚は多かったけど。

スーパーは電気が三分の一くらいに落ちていたが、それで十分。今までのような明るさは、元々必要なかったと思う。
我が家も、薄暗くして生活している。

第2グループの計画停電(3月15日~3月18日)

2011-03-15 15:01:13 | 16.調布のできごと
◆ 効果的な節電と計画停電の対処方法



この記事によると、第2グループ(調布市を含む)の計画停電は、以下の予定ということである。

<3月15日>

第2グループ 18:20~22:00 の時間帯のうち3時間程度

<3月16日>

第2グループ 15:20~19:00 の時間帯のうち3時間程度

<3月17日>

第2グループ 12:20~16:00 の時間帯のうち3時間程度

<3月18日>

第2グループ 9:20~13:00 (16:50~20:30) の時間帯のうち3時間程度



3月15日

2011-03-15 06:19:11 | 20・日々のできごと
毎日、被災地の惨状を見るにつけても、胸がふさがれるようで、何を書いていいかわからない。
この先、復興にどのくらいの時間がかかるのか。被災した方達のご苦労を思う。すでにそこにいるだけで、多くの悲しみを苦しみを背負っているのに。
せめて、水や食糧、医療品など、心配ないようにしてほしい。寒さも厳しいだろう。もっと早く確実に物資が届けることはできないのか。
原子力災害緊急事態が宣言された福島第一原子力発電所の影響だってはかり知れない。

仙台にある夫の会社の工場が、津波で流されたり、被災地に住んでいなくても、身近で大変なことが起こっている人も多いだろう。

その中でも、嬉しい報告があると、ホットする。仙台在住の連句仲間から無事とのメールが昨晩おそくきた。住んでいたマンションも無事とのこと。
ほんとうによかった。

私たちも、できることをするしていくしかない。
せめて、節電につとめ、ヒーターは使わない。(元々冬でもヒーターを使うこともないが)
義援金を送るetc。

すでに、今日も外では巡回車が何かアナウンスしている。
でも、何をいっているか聞こえない。情報はテレビとインターネットからもらうようだ。
けど、昨日はこの地区では行われなかった停電も、今日はあるかもしれない。
ネットとテレビから情報をもらうことができなくなると、あとは山用のラジオしかない。

私の住む調布(第2グループ)では、午後6:20~10:00まで停電が予定されている。

東京電力によると、
★ 停電前にブレーカーを切り、パソコンなど家電機器のプラグを抜いておいてください。
  停電解消後は、ブレーカーを入れた後、プラグを差し込んでください。

ということだけど、ほんとうに始まるかと思って、6:20前にブレーカーを落として、結局停電にならなかったら、困るのではないか。
情報だけは、ちゃんと伝わるようにしてほしい。

街は混乱している

2011-03-14 12:08:47 | 20・日々のできごと
今朝は起きたとたんから、大騒ぎだった。
停電地域は、電車が動かないというのが、今朝になってわかったから。
昨日よく考えると、そういう心配をしてもよさそうだったが、11時頃までは何もいってなかったので、自分の家の停電の対処方だけ考えた。

調布の計画停電は、とりあえず、初回の9:20~1:00までは、避けられた。

けれど、朝郵便局に行く用事があって、外に出たら、停電予定で、お店を閉めたりしているので、買い物袋を持った人達が、大勢街にあふれていて、右往左往している。

今日は停電するつもりで、いろいろ準備をしたので、そういう時は、ちゃんと停電して、もし電気があまったら(果たして余ったのを別の日に使うということはできるのだろうか)、明日は停電はない、とかはっきりしてくれるといい。
じゃないと、やたら混乱を招く。
停電の間はお店もあけておけないので、買い物もできないし、みなどうしたらいいかわからなくて、うろうろしている。

それで、いくらのんびりしている私でも、夕方では遅すぎるだろうと、昼前に、いつもの生協に買い物にいったら、なんとお店の中に入ることすらできなかった。お店の中に人はたくさんいるのが見えるのに。もう何もないのか、対応するには人数が多すぎるのか。
しかたない。のんびり野川沿いに帰ってきた。
野川には、電車が動かなくて休んだのか、お父さんが子どもと遊んでいたりして、ほほえましい。
こんな時こそ、そういう余裕がほしい。

夜は停電するという情報がある。これはほんとうだろうか。
他の人のブログでは、大型量販店の棚から、懐中電灯のたぐいは消えたと書いてあった。

備えもなく、買いにも走らなかった我が家では、きっと山用のヘッドランプだけで、明かりをとるようである。
LEDのランプなので、電池も長持ちする。
山では電気も水道もないけど、これで何とか過ごしているので、だいじょうぶだろう。

6:00~の予定なので、早めにごはんを炊いて、風呂をわかしておこう。


明日からの計画停電

2011-03-13 21:58:14 | 16.調布のできごと
明日、私の住む第2グループ、調布地区は、

この記事によると、

<平成23年3月14日(月) 9:20~13:.00 18:20~22:00>

の間の3時間ほど停電になるようです。

ということは、その間、仕事でパソコンは使えない。
朝早くから、9:20までにするべきことはしておかなくては。

今、電話も停電していると通じないのかな??? 
携帯は通じるなので、今あわてて充電した。

23区内は停電しないみたいですね。


本日のスーパー

2011-03-13 17:00:13 | 20・日々のできごと
渋谷から帰ってきてから、いつも行く生協にいった。

すると、いろんな棚は、かなり空っぽ。こんなに空っぽの棚を初めて見た。

物流がとぎれているせいか。買い出しにみなが走ったせいか。

それでも、牛乳だけはほしくて、調布の西友にいった。
そこも、かなり品薄ではあったが、牛乳は手には入った。

こんなに何もないって、ちょっとビックリした。


今日の渋谷

2011-03-13 16:52:38 | 20・日々のできごと
今日は、用事があって、表参道に行った。渋谷から近いので、往復とも歩いてみることにした。

一昨日の夜、渋谷に仕事場がある人が、渋谷の街は歩いて帰る人であふれていたといっていたが、このあたりは身動きできないほどの人だったのだろう。
駅前交差点。




246を通って、表参道に向かう。ここもたくさんの人が押し寄せていたというあたり。




さらに行くと、いつもの市も出ていて、もうふだん通りの風景。




子どもの城。



M.8.8→9.0の東日本大地震

2011-03-12 07:41:03 | 20・日々のできごと
昨日(3月11日)、2時46分の地震の少し前。
居間にいってテレビをつけたら、国会中継をやっていて、

「東北地方に大地震が発生します。時間がありませんので、すぐに避難してください。」

というようなテロップが流れた。
あ~、東北地方にまた地震なんだ。と思って、テレビのスイッチを切って、廊下を歩いて、自分の部屋に来たら、突然すごい揺れが。
しばらく、生きた心地もしないほどの揺れで、ふらふらと歩きながら、火元を確認した。
後で考えると、ドアもあけるべきだった。

その後は、テレビをずっとつけて、ようすをみた。
刻々と津波のようすを映している。
時間がたつにつれて、相当な被害であるのがわかってくる。

最初は通じていた電話もすぐに通じなくなった。電話が通じないという報道もないので、電話がおかしいのかと思った。
偶然通じた姉から、どこも通じないといわれる。
携帯ももちろん通じない。
携帯メールですら、ほとんど通じない。
通信というのは弱いものである。東京でこうなのだから、震源地近くでも、連絡もとれなかっただろう。

娘が来ることになっていたので、都内の電車情報を確認すると(ネットが一番情報を伝えてくれる)、動いていない。
すぐに、無理なので、勤務先の病院にいる方が安全という結論。夜になって、近くの友人の家に泊めてもらうことになった。

あとは、だれからも連絡もこないし、テレビのニュースを見続けた。
夜8時すぎに、長野の息子のお嫁さんから電話がかかってきた。
山形のご実家も、停電しているけど、ご家族は無事とのこと。停電しているので、ブレーカーを落として、電気の開通に備えているという。ブレーカーを落としておかないと、電気が通じた時に火災が発生することがあるそうだ。
その後、夫が会社に泊まると、やっと連絡がきた。
ようやく電話が通じるようになった。といっても、こちらからかけると、どこもお話し中になってしまう。

それから、今日の午後、永井愛さんの芝居を見に行く予定だったので、一緒に行く5人が今どこにいるか確認をとるメールを送ったら、3人から返事がきた。2人は家、1人は勤務先で徹夜予定。
パソコンのメールは通じた。
(今朝になって、公演は中止なのがわかる)

そして、各地の被害の心配をしつつ、上から物が落ちてこない場所か確認してから、寝た。
ふとんで寝られるなど恵まれていると思いつつ。