◇ 21年ぶりの2万1000円台 = 日経平均は先週464円の値上がり。9日間の連騰で、週末13日は終り値で21年ぶりに2万1000円台を回復した。持続する景気の回復、好調な企業業績、自民・公明が優勢な選挙予測などが買い材料。世界的な株高のなかで出遅れ気味の日本株に注目が集まり、外国人投資家の積極的な買い注文が目立っている。売買代金も3兆円を超える日が続いた。
ダウ平均は先週98ドルの値上がり。史上最高値を更新する勢いは衰えず、2万3000ドルまであと130ドルに迫っている。ナスダックやSP500も最高値を更新中だ。大型ハリケーンの影響で雇用者数は減ったが、企業の業績はまだ上向き。小売り売上高の回復や原油価格が50ドル台に戻したことも好感された。
今週も株高の勢いは続きそうだ。ただ日米の株価は5週連続で上昇。この間の上げ幅は日経平均が1880円、ダウ平均が1074ドルに達している。上げ過ぎ訂正の動きが出ても、決しておかしくはない。また現在は北朝鮮の沈黙が株価にとっては好材料になっているが、要警戒であることに違いはない。
今週は18日に、9月の訪日外国人客数。19日に、9月の貿易統計と8月の全産業活動指数。アメリカでは17日に、9月の工業生産。18日に、9月の住宅着工戸数。19日に、9月の貿易統計とカンファレンス・ボード景気先行指数。20日に、9月の中古住宅販売。また中国が16日に、9月の消費者物価と生産者物価。19日に、7-9月期のGDP速報、鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
ダウ平均は先週98ドルの値上がり。史上最高値を更新する勢いは衰えず、2万3000ドルまであと130ドルに迫っている。ナスダックやSP500も最高値を更新中だ。大型ハリケーンの影響で雇用者数は減ったが、企業の業績はまだ上向き。小売り売上高の回復や原油価格が50ドル台に戻したことも好感された。
今週も株高の勢いは続きそうだ。ただ日米の株価は5週連続で上昇。この間の上げ幅は日経平均が1880円、ダウ平均が1074ドルに達している。上げ過ぎ訂正の動きが出ても、決しておかしくはない。また現在は北朝鮮の沈黙が株価にとっては好材料になっているが、要警戒であることに違いはない。
今週は18日に、9月の訪日外国人客数。19日に、9月の貿易統計と8月の全産業活動指数。アメリカでは17日に、9月の工業生産。18日に、9月の住宅着工戸数。19日に、9月の貿易統計とカンファレンス・ボード景気先行指数。20日に、9月の中古住宅販売。また中国が16日に、9月の消費者物価と生産者物価。19日に、7-9月期のGDP速報、鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ≫