◇ 日経平均は14日間の連騰 = 世界中の株式市場が、想定外の活況に沸いている。日経平均も先週は302円の値上がり。これで14日の連騰を記録した。つまり10月に入ってからは、1日も下げていない。14日間の連騰は1960年末から61年1月にかけて、過去に1度だけ経験した。当時は池田首相が「所得倍増論」を打ち出し、日本経済が本格的な復興期に入った時期。そのときと肩を並べるとは、だれも想像できなかったろう。
株高の材料は、絶好調を続ける企業業績と、総選挙で自民・公明の与党が勝利を収めそうなこと。国内の投資家よりも海外の機関投資家などが、こうした材料に飛びついて大量の買いを入れた。ただ、この14日間で日経平均は1100円も上昇している。選挙が終わったあと、外国人投資家が依然として買い続けるかどうかは、かなり微妙だ。
ダウ平均も先週は457ドルの値上がり。こちらも連日のように新高値を更新している。週央には2万3000ドル台に載せたが、2万2000ドル台載せから40日しか経っていない。企業業績の好調が株価を支えてはいるが、今週は高値警戒感が強まってもおかしくはないだろう。ニューヨークが足踏みすれば、東京も一時停止を余儀なくされる。
今週は26日に、9月の企業向けサービス価格。27日に、9月の消費者物価。アメリカでは25日に、9月の新築住宅販売。26日に、9月の中古住宅販売。27日に、7-9月期のGDP速報が発表される。
≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
株高の材料は、絶好調を続ける企業業績と、総選挙で自民・公明の与党が勝利を収めそうなこと。国内の投資家よりも海外の機関投資家などが、こうした材料に飛びついて大量の買いを入れた。ただ、この14日間で日経平均は1100円も上昇している。選挙が終わったあと、外国人投資家が依然として買い続けるかどうかは、かなり微妙だ。
ダウ平均も先週は457ドルの値上がり。こちらも連日のように新高値を更新している。週央には2万3000ドル台に載せたが、2万2000ドル台載せから40日しか経っていない。企業業績の好調が株価を支えてはいるが、今週は高値警戒感が強まってもおかしくはないだろう。ニューヨークが足踏みすれば、東京も一時停止を余儀なくされる。
今週は26日に、9月の企業向けサービス価格。27日に、9月の消費者物価。アメリカでは25日に、9月の新築住宅販売。26日に、9月の中古住宅販売。27日に、7-9月期のGDP速報が発表される。
≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ≫