◇ 10回以上の訪日客も全体の12% = 観光局の集計によると、9月の訪日外国人客数は228万人。前年同月より18.9%増加した。この結果、1-9月間の客数は2119万6000人となり、早くも2000万人を突破した。10月に入っても勢いは衰えておらず、年間で3000万人を超えることは確実だとみられている。1-9月間では中国からの客数が68万人で最も多く、2位の韓国56万人を大きく引き離している。
一方、観光庁の調査によると、1-9月間の訪日客による消費額は3兆3000億円だった。前年同期比で15%増加し、初めて3兆円を超えている。中国からの訪日客は5400億円の消費額、前年を23.5%上回った。次いで台湾、韓国の順。全体でみた1人当たりの消費額は16万5400円。前年比6.6%の増加だった。中国、イギリス、フランス、スペイン、ロシアの1人当たり消費額は20万円を超えている。
観光庁の調査では、興味深い傾向も判明した。1-9月間で初めて来日した人は、全体の40.0%。ところが10回以上も来日した人は12.0%にのぼっている。10回以上も来日した人が多かったのは、香港とシンガポール。ともに全体の22%を上回った。中国人は6.0%にとどまっている。
また来日した旅行者に「最も満足した購入品は?」と聞いたところ、韓国人は「菓子類」という答え。台湾と香港は「服、かばん、靴」だった。さらに中国人は「化粧品、香水」で、アメリカ人は「和服、民芸品」というぐあい。それぞれの好みが全くバラバラなのに、驚くやら感心するやら。外国人向けの小売店には、参考になりそうだ。
≪19日の日経平均 = 上げ +85.47円≫
≪20日の日経平均株価は? 予想 = 下げ≫
一方、観光庁の調査によると、1-9月間の訪日客による消費額は3兆3000億円だった。前年同期比で15%増加し、初めて3兆円を超えている。中国からの訪日客は5400億円の消費額、前年を23.5%上回った。次いで台湾、韓国の順。全体でみた1人当たりの消費額は16万5400円。前年比6.6%の増加だった。中国、イギリス、フランス、スペイン、ロシアの1人当たり消費額は20万円を超えている。
観光庁の調査では、興味深い傾向も判明した。1-9月間で初めて来日した人は、全体の40.0%。ところが10回以上も来日した人は12.0%にのぼっている。10回以上も来日した人が多かったのは、香港とシンガポール。ともに全体の22%を上回った。中国人は6.0%にとどまっている。
また来日した旅行者に「最も満足した購入品は?」と聞いたところ、韓国人は「菓子類」という答え。台湾と香港は「服、かばん、靴」だった。さらに中国人は「化粧品、香水」で、アメリカ人は「和服、民芸品」というぐあい。それぞれの好みが全くバラバラなのに、驚くやら感心するやら。外国人向けの小売店には、参考になりそうだ。
≪19日の日経平均 = 上げ +85.47円≫
≪20日の日経平均株価は? 予想 = 下げ≫