◇ ダウは最高値接近、3万ドルへ = ダウ平均は先週1156ドルの値上がり。11月になってからの2週間で3000ドル近くの上昇となった。終り値は2万9480ドルで、2月につけた史上最高値まであと88ドル。3万ドルの大台まであと520ドルの水準に到達している。大統領選挙が終わって不透明感が一掃されたところへ、コロナ・ワクチンの実用化が近いというニュースが飛び込んで、買い一色になった。
日経平均は先週1061円の値上がり。ニューヨーク市場の活況に引きずられた。この2週間では2400円の上昇となっている。GO TO キャンペーンなどの効果で景気が上向き、企業業績も回復していることへの期待も大きい。円相場はやや下落しており、東京市場の出遅れ感が強まった。このため外国人投資家の物色も目立っている。
当面の関心事は、日米ともにコロナ感染の勢いが強まっている点。アメリカの感染者は5400万人を超え、日本の1日当たり感染者数も8月のピークを上回ってきた。アメリカでは外出制限など、再規制に踏み切る州が続出。日本でも規制緩和は一時停止の状態となっている。11月以降の景気がどこまで下向くか。企業業績が再び悪化するか。具体的な数値が発表されると、株価の上昇もストップする公算が大きい。
今週は16日に、7-9月期のGDP速報。18日に、10月の貿易統計と訪日外国人客数。20日に、10月の消費者物価。アメリカでは17日に、10月の小売り売上高と工業生産、11月のNAHB住宅市場指数。18日に、10月の住宅着工戸数。19日に、10月の中古住宅販売。また中国が16日に、10月の小売り売上高、鉱工業生産、固定資産投資額を発表する。
≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は先週1061円の値上がり。ニューヨーク市場の活況に引きずられた。この2週間では2400円の上昇となっている。GO TO キャンペーンなどの効果で景気が上向き、企業業績も回復していることへの期待も大きい。円相場はやや下落しており、東京市場の出遅れ感が強まった。このため外国人投資家の物色も目立っている。
当面の関心事は、日米ともにコロナ感染の勢いが強まっている点。アメリカの感染者は5400万人を超え、日本の1日当たり感染者数も8月のピークを上回ってきた。アメリカでは外出制限など、再規制に踏み切る州が続出。日本でも規制緩和は一時停止の状態となっている。11月以降の景気がどこまで下向くか。企業業績が再び悪化するか。具体的な数値が発表されると、株価の上昇もストップする公算が大きい。
今週は16日に、7-9月期のGDP速報。18日に、10月の貿易統計と訪日外国人客数。20日に、10月の消費者物価。アメリカでは17日に、10月の小売り売上高と工業生産、11月のNAHB住宅市場指数。18日に、10月の住宅着工戸数。19日に、10月の中古住宅販売。また中国が16日に、10月の小売り売上高、鉱工業生産、固定資産投資額を発表する。
≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ≫