経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (38)

2020-11-28 08:07:11 | なし
◇ アメリカの死亡者、1週間で1万人超す = 世界の感染者数は6000万人、わずか18日間で1000万人も増加した。死亡者数は142万人に達している。特にアメリカが壊滅的な状態に陥る一方、ヨーロッパはやや落ち着きを取り戻した。日本時間27日午前0時の集計でみると、アメリカの感染者は1278万人、この1週間で125万人も増加している。死亡者数は26万2283人、1週間で1万1700人の増加となった。

次いで死亡者が多いのはブラジルで、17万人台に乗せた。続いてインドが13万人台、メキシコが10万人台となっている。ヨーロッパは感染者と死亡者の増加が落ち着き気味。死亡者数を前週比でみると、各国ともほぼ3000人から4000人の増加にとどまっている。このためイギリスでは、ロンドンを含むイングランドの都市封鎖を12月2日に解除。フランスも外出禁止令を段階的に終了する。

この状況から判断すると、やはり外出禁止や店舗の営業停止など、厳しい措置をとった国ほど効果が早く現われている。アメリカの場合は州によって規制の程度がまちまち。マスクの着用なども徹底していない。バイデン新政権が、どの程度までコロナ対策を強化するのか。ワクチンの接種が始まり、その効果がいつから出始めるのか。ともに注目される。

日本の感染者数は14万1004人に。前週より1万4360人増加した。死亡者数は過去6週間で48→50→60→65→82→110人と、確実に増えている。これまでのピークは4月末の137人だった。GO TO トラベルの一部縮小や店舗の営業時間規制で、この傾向をストップできるのかどうか。文字通り正念場に差しかかっている。

        ≪27日の日経平均 = 上げ +107.40円≫

        【今週の日経平均予想 = 2勝2敗】    

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