◇ アメリカの死亡者が1年で50万人に = 世界の感染者は1億1255万人、死亡者は249万7000人に達した。間もなく250万人を超える。最悪のアメリカは感染者が2833万人、死亡者は50万5944人にのぼる。アメリカで最初の感染者が確認されたのは昨年2月だったから、ちょうど1年で50万人が亡くなったことになる。ABCニュースによると、この死亡者数は第2次世界大戦と朝鮮動乱、それにベトナム戦争の戦死者を合計した人数に等しいという。バイデン大統領は「いまやアメリカは戦時下にある」と宣言した。
日本時間26日午前0時の集計で各国の死亡者数をみると、ブラジルが25万人弱。メキシコが18万人台、インドが15万人台。続いてイギリスが12万人台、イタリアが9万人台、フランスとロシアが8万人台、ドイツとスペインが6万人台などとなっている。各国ともに死亡者の増加数は頭打ちとなっているが、たとえばアメリカは1週間で1万5226人、ブラジルは7867人の増加。まだ鎮静したとは、とても言えない。
感染者に対する死亡者の割合、つまり致死率をみると、世界全体では2.21%。アメリカは1.78%だが、ブラジルは2.42%と高い。インドは1.41%と低くなっている。この差が変異ウイルスによるものか、人種や医療体制によるものか。それとも統計的な問題なのか。いまのところ全く判っていない。WHO(世界保健機関)などによる解明が、今後の対策を講じるためにも待たれるところだ。
日本の感染者は43万0167人。この1週間で7414人増えた。しかし前週の増加数1万0114人よりは大幅に縮小している。死亡者の累計は7759人。この増加数も447人で、前週の495人よりは減少している。そんなこともあって、政府は首都圏を除き大阪など6府県の緊急事態宣言を3月1日に前倒し解除する方針。専門家はほとんどが反対しているのに、なぜ強行するのだろう。もし裏目に出ると、オリンピックの開催は困難になるだろう。
≪26日の日経平均 = 下げ -1202.26円≫
【今週の日経平均予想 = 4勝0敗】
日本時間26日午前0時の集計で各国の死亡者数をみると、ブラジルが25万人弱。メキシコが18万人台、インドが15万人台。続いてイギリスが12万人台、イタリアが9万人台、フランスとロシアが8万人台、ドイツとスペインが6万人台などとなっている。各国ともに死亡者の増加数は頭打ちとなっているが、たとえばアメリカは1週間で1万5226人、ブラジルは7867人の増加。まだ鎮静したとは、とても言えない。
感染者に対する死亡者の割合、つまり致死率をみると、世界全体では2.21%。アメリカは1.78%だが、ブラジルは2.42%と高い。インドは1.41%と低くなっている。この差が変異ウイルスによるものか、人種や医療体制によるものか。それとも統計的な問題なのか。いまのところ全く判っていない。WHO(世界保健機関)などによる解明が、今後の対策を講じるためにも待たれるところだ。
日本の感染者は43万0167人。この1週間で7414人増えた。しかし前週の増加数1万0114人よりは大幅に縮小している。死亡者の累計は7759人。この増加数も447人で、前週の495人よりは減少している。そんなこともあって、政府は首都圏を除き大阪など6府県の緊急事態宣言を3月1日に前倒し解除する方針。専門家はほとんどが反対しているのに、なぜ強行するのだろう。もし裏目に出ると、オリンピックの開催は困難になるだろう。
≪26日の日経平均 = 下げ -1202.26円≫
【今週の日経平均予想 = 4勝0敗】