魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

モンカロ オーガニック-ピークとは

2020年05月23日 | ワイン ~2020年

今夜はこれ。

 

2016 モンカロ ロッソ オーガニック

   (伊、サンジョヴェーゼ種メイン、赤、千円程度)

 

実は2年前のテイスティングコメント。

 

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香りはイチゴやフランボワーズなど明るいベリー系フルーツ、花びらや蜜、セルロイド、

フローラルメインの軽いイメージ。

味わいも軽いです。オーガニックなので優しくソフトに入ってきて、チャーミングな

果実味が愛らしい。深みはありませんが、親しみやすく旨味もしっかりとあって、多くの

方に寄り添うでしょう。

重くないというのも、逆に良い時があります。もちろんデイリーワインにもピッタリで、

その軽い良さがあるかと思います。

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と書いておりました。

 

同じものの2年後のコメントとなります。

香りは明るいベリー系のフルーツに、乳酸や旨味成分が漂います。昆布やダシ系の旨味を

感じ取れます。あとは赤土、革、キノコ、セルロイド、花の蜜など。

 

味わいは旨味が溢れてきてピークの状態だと思います。きれいでチャーミングな果実味が

熟してきて、キノコや若干の腐葉土のニュアンスを出し始めています。タンニンはちょうど良く、

酸味もしっかりと輪郭を保ち、ちょうど良いくらいのキレもあります。

このワインのベストの状態だと推測します。これから1年後はだれてくるし、ほぼ今現在が

果実味が溌溂と生きている状況下での最高峰の飲み頃だと思います。

 

 

よくピークとはどれくらいを言うのか?と疑問もお持ちの方は残り在庫1本の、

このワインをおすすめしたいと思います。あくまで私的ピークの感覚です。

今、同じものを仕入れるとヴィンテージが変わっているので同じ味わいとは違うと思います。

ただし、リリースされたばかりの味わいを経験していないと、それからどう変わったかも?

わからないかもしれませんね。(汗)

 

とにかくメリーゴーランドのようにワインの味わいは熟成期間とともに変わっていきます。

数年の短いスパンでの変化がわかるワインです。

 

 

 

ラーメンは連チャンで「南京ラーメン 黒門」。

 

連チャンしても大丈夫なラーメンです。塩分はそりゃややあるでしょうが、脂分とかは少ないので

固定観念的に「ラーメン=悪」というほど身体に悪いものではないでしょう。

いつかお店で食べたいものです。北九州ラーメンツアーやりたいなあ。

 

そしてやっぱり九州の豚骨ラーメンは素晴らしいです。福岡県、佐賀県最高!

 

 

 

コメント (2)
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