兵庫県立美術館に来たついでに旧池長孟邸の紅塵荘(現春日会病院)へやって来た。
以前見てとても興味深かった神戸市文書館の小川安一郎設計ということでとても楽しみにしていた。
現在春日野会病院の北病棟として使われている旧池長孟邸(紅塵荘)は
昭和2年小川安一郎設計により建てられたスパニッシュ様式の館。
玄関までのアプローチの階段にはさまざまなオブジェ?が置かれていてとてもワクワクさせられる!
まずは2匹の羊の石像が。
羊の横にはこんな甕もあったし。
こんな噴水?のコーナーも。
噴水の口の装飾も面白い。
階段を上りきった所の玄関ポーチ。
あちこちのタイルや石使いも美しい~
窓の鉄柵のデザインも
ライオン顔つき柵も!
内側にステンドグラスが入っているこの窓の鉄柵もただならぬ雰囲気。
玄関のドアノブのこの曲線美?!
玄関ドアが開いていたのでちらりと?中も見せていただいた。
入ったところにあったこのステンドグラスも圧巻。
真ん中の褐色のガラスがこんないびつな形のものときれいな楕円のものとがあったけど、これは・・?
そして玄関ホール。
玄関ホールに敷かれたタイルには竣工記念として「紀元2588年」と描かれている。
階段のステンドグラス。
どこもかしこもディティールが「うおおっ」と声を上げたくなるほど自分好みで
もしも自分の家を設計してもらうなら小川安一郎に頼みたい(←言いたい放題)と思ったほど。
建物に一人陶酔していたら突如耳障りな携帯の音が鳴り響き、現実に引き戻された。
退屈して先に車に帰ってた旦那子供たちがいつまで待たすんじゃ!と怒ってた;