m's diary

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イスラエル料理の会

2012-06-19 | 異食文化の会


今月の異食文化の会は「イスラエル料理」
イスラエル料理と言ってもあまりピンとこなかったのでまずは京都の出町柳にあるイスラエル料理のお店「ファラフェルガーデン」へ
遠征へ行ってから実践の予定だったけど、事情によりイキナリ実践に入ることになった。

いつもなら図書館へ行けばその国専門の本が1冊や2冊は見つかるはずなのだけど
今回のイスラエル料理はなかなか敷居が高くて見つけるのも苦心;
ネットの情報も駆使して、今回は「シャクシュカ」「サラダ・ハツィリィム」「アルボンディガス」が
浮上してきた・・名前だけではどんなものかさっぱりわからないけど。

イスラエルの国教はユダヤ教ということで、それが食文化にも大きな影響を与えていて
コシェルと言われる細かい食事規定があるのだとか。
牛科(羊)の動物はOKだけど豚やうさぎはNG。
や肉は乳製品と一緒に食べるのはNGとか・・




「ファラフェルガーデン」からもお取り寄せができるということで一部取り寄せ。
これは「ファラフェルボール」
ひよこ豆をベースにパセリやコリアンダーなどのスパイスを混ぜて丸めたもの。
100%植物性のヘルシーフード。





ファラフェルを一緒に頼んだピタパンに野菜と共にはさみ、フムスペースト(ひよこ豆のペースト)やタヒニソース(ゴマソース)
を塗って食べる。
フムスペーストにタヒニソースが野菜やファラフェルにぴったり合っててとても美味しい!
(ソース類も取り寄せ)





そしてこれが「シャクシュカ」
イスラエルで最もポピュラーな家庭料理の一つだそうでピタパンやご飯にかけて食べる。
玉ねぎ、ピーマン数種にオリーブのみじん切りをトマトペーストで煮て最後に卵を割りいれた。
玉ねぎやピーマン類の甘味が出ていて更に卵でまろやかに。
これをこのままピタパンにはさんで食べたらこれもなかなかイケた。





そしてベーグル。
ベーグルがイスラエルのパンだったとは~
イスラエルの首都、エルサレムでは穴にひもを通して束ねて売られてるのだそう。
ベーグルのこのもっちり感が好きだなあ。





こちらは牛肉のブドウの葉包み。
これはブドウの葉が手に入りにくいので小松菜を代用。
中は牛ひき肉にご飯を混ぜたものが包まれてる。
スパイスが効いていて、一番イスラエルっぽい味かも?!





「サラダ・ハツィリィム」はなすびとピーマンのマリネ。
それぞれ素揚げして酢に塩、レッドペッパーを入れたものに漬け込む。
昨晩作ったのでいい感じ?に味が染みてた。
イスラエルでは朝食によく食べられる一品だそう。





これは「レビバ」。
ドイツから来たユダヤ人が持って来た料理だそうで
じゃがいものかき揚げ風なのだけど、生地には玉ねぎのすりおろしが入っていて
普通のフライドポテトより玉ねぎ風味が効いていてかなり美味しい。





「アルボンディガス」は牛ひき肉の団子に焼いて、炒めたなすのみじん切りを団子間に敷きつめてオーブンで焼いたもの。
スペイン料理が由来でなすの好きなイスラエル人がアレンジしたものだそうで、
なすのとろみが肉団子にマッチ。





料理の部の後にはいつもながらスィーツの部も。
くるみとシナモンがぎっしり詰まったパイ。
このパイ生地はフィロという紙のように薄いギリシャの伝統的なシート状生地をバターを間に塗り
何層にも重ね、仕上げは甘いシロップをどっぷり掛けたものとかで
カロリーは最高クラス?!
しかし病みつきなるような甘さとくるみの香ばしさがたまらない一品。





チーズケーキも中にくるみとシナモンを入れるとイスラエル風になるのだそう。
しっとりふわふわチーズケーキにうっとり~
マンゴーゼリーも美味!





更にIさんが用意してくれたのは世にも不思議なスィーツ、春雨のかき氷「ファルデ」
これはイスラエルでなくイラン料理だそうだけど、
凍らせた甘いシロップに茹で戻した春雨を入れると春雨が白く凍りついた状態に変貌?!これにはびっくり!
これにレモンをかけて食べるのだけど、春雨がスィーツというのもなんだか複雑な気分。


今日は台風の真っただ中、警報で学校が休みになりはしないかとひやひやしたけど・・
なんとか無事、会を催すことができてよかった~
















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