m's diary

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フォーチュンガーデン京都見学ツアー

2021-10-03 | 純喫茶&リノベカフェなど
この日は、「モダン建築の京都」のイベントでフォーチュンガーデン京都(島津製作所旧本社ビル)のランチ&見学ツアーに申し込んでいたので、
西院駅から今はまってるレンタサイクルで駆け付けた。
(この後の行程が京セラ美術館→レティシア書房さん→アズレージョピコさん+途中タイル巡りと縦横無尽な行程だったため)


フォーチュンガーデン京都には以前ランチやお茶には訪れたことがあったけど、今回のツアーでは上の階も見学できるとのこと。
開店までの30分の見学ツアーで、店内をじっくりと案内して頂けた。
1927年に武田五一設計により建てられた島津製作所旧本社ビルは
2012年にリノベーションされ、現在レストラン兼ウェディング施設として活用されている。
リノベーション時にはできる限り竣工当時の姿を細部まで再現されたそう。
島津製作所の文字の並びも、右から左へと並び替えられたのだとか。


開店前だったので、細かなアイアンの細工が入った扉を閉まった状態で撮れた。


玄関ホールの照明


玄関ホールのモザイクタイルと地下への明かり採りのガラスブロック。



玄関ホール柱の装飾


玄関脇には元守衛室があったそうで、その小窓が残されている。


このアーチ扉の向こうは元守衛室。


守衛室だっただけに小ぶりの部屋だけど、天井は高く、窓は大きく取られていて明るい。
二人掛けのテーブルが2席あって、後ほど私はこの席でランチを頂いた。


裏玄関には建築当初の写真がいくつかかけられている。
牛が荷車を引く写真も。


裏玄関に敷かれたカーペットは重役室のカーペットを再現して作られたものだという。


アールデコのステンドグラスはリノベーション時に新たに作られたものだそう。
新しいものも雰囲気にあったインテリアが素敵だなあ。


1階のレストランフロアも開店前なので撮り放題。


古びたように見えた床だったが、新たに敷かれたものだとか。



1階にある個室。





ガラスも新たに入れたものだそうだけど、結霜ガラスやお花柄のレトロなガラスが用いられてる。


そして建設当時から現役の蛇腹式のエレベーター。
後ほど、乗せて頂けた。



蛇腹の扉は手で開閉。


階段ホール。


各階につけられた窓枠の形がそれぞれ違っていて、地階から1階には
四角いタイプのもの。



3階には円形の窓。


2階から3階にはあまり見かけない楕円形の窓。
しかも嵌め殺しでなく開けるようだ。


2階、3階にはパーテイ会場がある。


内装は新しいものになっているが、クラシックな雰囲気を損なわないような
リノベーションがされていて、緩くアールが描かれた部屋。
こちらの部屋は東京の旧朝香宮邸を参考としたものになってるのだとか。


アールデコ調な照明が素敵。


窓上のグリルのデザインもアールデコで統一されている。


各階、給湯室があったというコーナー。


天井装飾も当初の客室部分には凝った装飾が入れられていた。


約30分の見学ツアーの後はランチタイム。
ワンプレートのサラダランチにした。




コメント
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