世界中のアール・ヌーヴォー建築を巡りに巡っておられる小谷匡宏先生の6冊目の著書「バルト三国のアールヌーヴォー建築」が刊行されました。
ラトビアの首都、リガには800ものアールヌーヴォー建築があり、ユニークな装飾を持つそれらの建物の写真等がふんだんに掲載されています。
去年、ハンガリー&チェコの旅で、先生の著書「ハプスブルグ帝国のアールヌーヴォー建築」を参考にさせて頂き、その後講演会へ参加させて頂いたことがきっかけでご縁を頂きました。
私がマレーシアやシンガポールで撮影したアール・ヌーヴォーのマジョリカタイルに大変にご興味を持ってくださり、ぜひ新刊に掲載をとお話頂き、巻末の十数ページに掲載して下さっています。
建築業界の方に、アール・ヌーヴォー様式視点?でマジョリカタイルというものの存在を知って頂き、又感激して頂けたことがうれしかったです。帯と序文は、有名建築家の隈研吾先生が書かれています。
お手に取って頂けるとうれしいです。
「タイルの世界」?!にいると、当たり前のように知られていると思っていたことも、意外にも他の世界には浸透していないということも思い知りました。今後も地道に発信していければと思います。