m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

セメント鉢を作る

2016-07-09 | クラフト&木工
以前からセメントで鉢を作ってみたいとチャレンジしてたのだけど、
型から外す時に崩れてしまったり、型がくっついて外れなかったり、、いまいちうまくいかずイラついていたところ、
コーナンのチラシで、その翌日にセメント鉢を作るワークショップが開催されるというのを知った。




これは神のお導き?!ってことでコーナンへ。
コーナンでワークショップなんて今まで聞いたことなかったけど、いくつかの行きつけのコーナンの一つが
リニューアルオープンしたとかでDIYコーナーが新たにできたようだ。




今までのコーナンのイメージとはちょっと違うおしゃれな感じ?!
簡単にできるDIYの作品が展示されてたり、そのレシピが置いてあったり、、
そして先着5名のワークショップのギリギリ最後の枠をゲット。




ワークショップが始まった。
今回は30分で固まるという速乾セメントを使用。
セメント350gに対して水100gをプラカップの中でよく混ぜる。




混ぜたセメントの中に一回り小さなプラカップをねじ込んでいく。
淵からあふれ出した部分はラフな感じに仕上げるため、自然に垂らして。




30分後、中のカップをプライヤーで挟み、巻き取るように取ると簡単に取れた。
外側のカップはカッターなどで切れ目を入れてプライヤーではがしとる。
(ちなみに口がガタガタになってるのはワザと)
水を少なめにしたら、こんな風にちょっと粗目に仕上がり、滑らかにしようと思えば水を少し増やせばよいそう。
この後は、底に穴を空け、色を塗りたい人は自由に塗って、完成!
私はせっかくのセメントの質感を生かしたいと思ったのでそのままにすることにした。




撮影ブースもちゃんと用意されていて、最後に一緒に作ったみんなで記念撮影。




その後、家でステンシルで文字を入れて多肉を植えてみた。
セメントの質感もグリーンに合っていいなあ。

今回得た教訓は外側も内側のカップも柔らかめプラスチックのはがせる素材のものを使用するっていうのと(紙コップはくっついてダメ、ペットボトルは堅過ぎ)
セメントと水のベストの割合・・しかしこれはカップの大きさが違ったり、別のセメントを使用したりすると
また違ってくるか~
また思考錯誤しながらやってみよう。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東洋陶磁美術館・宮川香山展

2016-07-08 | 美術館・ギャラリー他


今、東洋陶磁美術館で行われてる宮川香山の特別展へ行ってきた。
明治の初期から後期にかけてヨーロッパへの輸出用陶磁器の制作を行い、万国博覧会では数多く受賞を果たし、世界で絶賛を浴びたという宮川香山。

陶芸の先生にもおすすめと言われてたのだけど、初めて見る宮川香山の作品の数々に度肝を抜かれっぱなし・・
感動の特別展だった。
例えばこのポスターの愛らしい猫が乗った壺だけど、猫の表現も細部まで細やか・・かすかに開いた口の中には可愛い舌と
細かい歯までが形作られていて、絵付けでは柔らかい毛並みや耳の中のかすかに透ける血管までが表され、リアリティが半端ない。





圧倒されたのは第一会場でこれでもかと展示されていた高浮彫の名品の数々。。
(写真撮影はロビー2の展示のみで撮影することはできなかったのだけど、、)
かなり大きめの壺の類には高浮彫で形作られた鳩や鶉、孔雀などの鳥類と桜などの木々がデザインされて貼り付けられているのだけど、
これはとても彫りではなく、本体から完全に浮き上がってる感じ。
デザインはとても大胆!だけど細部はとても細やか。
木の枝の浮彫などは折れそうな繊細さで危なっかしいくらい・・
浮彫部分だけでなく壺本体への絵付けも気の遠くなるような細やかさで、色合いも美しい~
超絶技巧といわれるのもうなずけるすごさだった。
後期はまた時代のニーズに合わせて高浮彫りの陶器から釉下彩を用いた磁器へ、作品の雰囲気はガラッと変わったのだけど
その作品群もとても明治のものとは思えないようなモダンで新しい雰囲気に驚いた。
たくさんのいい作品を観ることができて感動!大満足の特別展だった。
お誘いしたNさんも楽しんで頂けたようでよかった~





美術館を出た後は、先に立ち寄って予約をしていたNさんおすすめのお店新ダイビルの「キャトルラパン」でランチした。
このステーキランチ、肉も柔らかくとてもおいしくて、スープ、ごはん付きでなんと800円という。
またまたこのコスパに感動してしまった。
ソースはみそ、わさび醤油、ポン酢、塩コショウから2種類選べるのもうれしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北関東建築巡り2016【熊谷聖パウロ教会他】

2016-07-07 | 北関東名建築巡り2016


誠之堂と清風亭を見学し、当初の行程は全て無事終了したけど、少し時間があったので訪れた日本聖公会熊谷聖パウロ教会。
大正8年に建てられた総煉瓦造りの教会。







外壁の煉瓦は色むらのある焼き過ぎ煉瓦が使われていて味わいがある。





入口ポーチ








内側の扉にはステンドグラスがいくつか入れられていた。
ユリのほかにはブドウや麦の穂モチーフのものも。





その扉上部に入れられていたステンドグラス。





聖堂内へ。









最後に訪れた岩月税務会計事務所。昭和初期の建築





色の違うタイルを使って装飾された玄関周り。





窓周りも念入りに装飾されている。





建物両サイドに入れられた彫刻飾りも凝っていた。

1泊2日で十二分に満喫できた北関東建築巡り。
今回は計画も移動も人任せで楽をさせてもらい、充実感いっぱいで旅を終えることができた。
お世話して頂いたみなさん、ありがとうございました~


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豆腐料理の会

2016-07-05 | 異食文化の会


異食文化の会でKさん宅で豆腐料理の会を開いた。
イラン人のFさんにお味噌汁と豆腐料理を伝授しようということで。
Kさんが煮干しと削り節を使った正しい味噌汁の作り方を実演。
さらに揚げ出し豆腐の実演もしてくれ、他各自が持ち寄った豆腐料理の数々がテーブルに並んだ。




揚げ出し豆腐にゴマ豆腐、豆腐そうめん?!にぶあつい厚揚げ。




KTさんは豆腐を引き立てる薬味の数々も用意してくれた。




私はとろける温泉湯豆腐。
以前は、温泉水で作ったこともあったが、重層で手軽にできることを知り、重層温泉湯豆腐を。
かどが取れてとろとろの湯豆腐を楽しんだ後は野菜と〆にラーメンを入れて豆乳鍋もできる。
この日はおなかいっぱいで〆までは到達しなかったけど。





Iさんはお得意の台湾の豆花を実演。
豆乳に高い位置から凝固剤を投入するのが固めるポイントなのだそうで
びしゃびしゃに凝固剤を振りまきながら派手なパフォーマンス?を繰り広げてた。




そして出来上がったふわふわ食感の豆腐。




Fさんはイランのピロシキのようなものを作ってきてくれた。
ミンチ肉とトマトソースや玉ねぎ、ゆで卵が具材の揚げパン、とってもおいしかった。




デザートタイムには私は水ようかんとおから紅茶クッキー、Kさんは絶品の濃厚ゴマプリンを作ってくれた。




そしてデザートの〆にはIさんお手製のマンゴーとベリージェラート。
さっぱりとしておいしかった~

この日の話題ではいつか、できれば来年にでも皆でイランへ行きたいという話。
イランまでの飛行時間から乗り継ぎ、航空料金、現地での服装、観光場所などなど
皆でFさんに矢継ぎ早に質問しながらイランへの想いを馳せるのであった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北関東建築巡り2016【誠之堂】

2016-07-02 | 北関東名建築巡り2016


北関東建築巡り、2日目も終盤、誠之堂・清風亭へやってきた。
誠之堂は大正5年、渋沢栄一の喜寿を記念して、第一銀行行員たちの出資により建築された建物。
設計は田辺淳吉。
「西洋風の田舎屋」を条件に設計されたという。





外観は煉瓦造りの英国農家風





煉瓦は装飾性を兼ねてあえて色むらのあるものが使用されてる。
煉瓦はここの前に見学してきた日本煉瓦製造株式会社で作られたものだそう。




建物の装飾には中国、朝鮮、日本風が加味されているとのこと。
こちらの壁面には煉瓦で朝鮮風に「喜寿」の文字が入れられている。




ステンドグラスは中国風題材がモチーフになったもの。




屋根の上の風見鶏には東西南北の文字も。












東洋風のモチーフが入れられたベンチの手すり。




大広間





煉瓦造りの暖炉には渋沢栄一のレリーフが入れられ、





煉瓦の両脇の窓には中国風のステンドグラス。









天井は円筒型の漆喰天井





天井装飾には壽の文字や鶴や雲など朝鮮風の意匠がみられる。





洗面所への扉は龍と鳳凰のステンドグラスが入れられていた。









玄関ホール




次の間は洋風の出窓に和風の網代天井が合わせられてる。





洋風の中に東洋風のデザインが違和感なく、上品にまとめられた自分好みの建物だった。
以前見た田辺淳吉の晩香蘆も似た感じのテイストで好きな建物。






















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする