m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

モダン建築の京都~タイル巡り

2021-10-08 | 建築巡り・街歩き【京都】
京セラ美術館で開催中の「モダン建築の京都」へレンタサイクルで向かった。
途中見つけた面格子は控えめな渦巻が、ありそうでないデザイン。



こちらもシンプルな菱形が連なる面格子。


そして京セラ美術館に到着。
図面や写真、各建物にまつわる資料が豊富に展示されていて、
今まで見てきた京都の代表的なモダン建築を様々な角度から知ることができる展示だった。
個人的に最も興味深かったのは本願寺伝道院や祇園閣を手掛けた伊藤忠太の野帳(野外での調査を記録するノート)の怪奇図案集甲。伊藤忠太の怪物好きなので、直筆のスケッチは見れてワクワクした。


一部、写真撮影可能なコーナーも。
椅子に座って写真が撮れる。
フランソワの椅子とテーブル。




堀川団地の撮影コーナーも。


中央ホール。


来るとついつい撮ってしまう、リボンを巻いたようならせん階段。




上からも。


そして旧玄関の泰山タイルも。










東エントランス


東エントランス扉の細工。


美術館の後、展示で取り上げられてた建物の中で、京都大学総合体育館を
たぶん見たことがなかったので、立ち寄っていくことに。


途中、玄関ポーチのタイルが目が入った建物。


ポーチと柱には市松模様のモザイクタイル、腰壁には渋い色味の型押しタイルが貼られている。



タイ式リラクゼーション施設として活用されているようだった。


窓の下にはモザイクタイルがアクセントになって素敵。


そして京都大学総合体育館にやってきた。
1972年増田友也設計





そして近くの進々堂にもやってきた。
この日は急いでたので、外観だけ。


建物の手前に敷き詰められている泰山タイル。


色とりどりだけど、この黒っぽいマットなタイルは、あまり見かけない。







窓下に沿って入れられていたモールディングタイルは立体感があって豪華。


BOUANGERIE進々堂の文字もやきもの。


2階にはステンドグラスの入った窓も。



エントランスが素敵なマンション。


ヴォーリズ設計の京大YMCA会館。


タイルと面格子もいろいろ見つけた。






高木理髪店。


横から見てもテントが可愛い。


1階と2階にダブル面格子。








2階がふっくら飴釉モザイクだった建物。










ちょっと変わった面格子に、玄関横にはガラスブロック


ショーウィンドウ下のモザイクタイル。








そして、レティシア書房さんとアズレージョピコさんにも
個展のDMを持ってご挨拶に伺った。
喜んでくださり、激励を受けうれしかった。


アズレージョピコさんのポルトガルのアズレージョがいっぱいの店内。



マンションのエントランスに陶板


この面格子も可愛いデザインだなあ。

この日も盛りだくさんで楽しめた。

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淀川サイクリングロードを通って橋本へ行く

2021-10-05 | ロードバイク

旦那に任せてると山ばかり連れて行かれるんで、
たまには平地を走ってみたいと、淀川サイクリングロードを通って
橋本を目標に走るという計画を立てた。
昨日、お昼にやをりきを目指して10時に出発。
茨木市内を抜けてサイクリングロードへ出るのに手こずる。
やはり車道を走るのは怖くて気疲れする・・
途中、信号待ちでつかまってる私を置いてさっさと行ってしまった旦那とはぐれるという事態にも陥り、激怒!!


結局サイクリングロードに入るのに1時間ほどかかってしまった;
さすがに平地のサイクリングロードは山道と違って快適でスイスイ。
しかし距離が距離だけに気を抜いて走ってるとたどり着かないんで、
そこそこ全力で走った。


橋本のスーパーマツモトが見えた時にはほっとしたが、
とりあえずもう少し先のサイクリスト御用達休憩所だという「さくらであい館」まで走った。ここで一息つく。


そして、住宅街を走り抜けて、橋本の「やをりき」に無事到着!
翌日から徳之島にしばらく帰られると言ってたやをりきのお母さん。
ほんとはこの日も休みだったとは知らず、予約をしたので開けて下さってた。
申し訳ない~


いつものオムライスを頂く。
久しぶりにゆっくりお話できてうれしかった。
この後、橋本の香のママさんと奥西さんにもご挨拶に。
また金曜に友人たちと来る予定だけど・・



帰りの道中の茨木市街で見つけたいい色合いのタイルと面格子。





そのお隣の濃紺のタイルもきれいだった。

この日は往復約66kmの走行で、片道2時間はかかったかなあ。
今後橋本まで、自転車で来れたら便利だなと思ってたけど、ちょっと気軽に自転車で行ける距離でもなかったかも;
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フォーチュンガーデン京都見学ツアー

2021-10-03 | 純喫茶&リノベカフェなど
この日は、「モダン建築の京都」のイベントでフォーチュンガーデン京都(島津製作所旧本社ビル)のランチ&見学ツアーに申し込んでいたので、
西院駅から今はまってるレンタサイクルで駆け付けた。
(この後の行程が京セラ美術館→レティシア書房さん→アズレージョピコさん+途中タイル巡りと縦横無尽な行程だったため)


フォーチュンガーデン京都には以前ランチやお茶には訪れたことがあったけど、今回のツアーでは上の階も見学できるとのこと。
開店までの30分の見学ツアーで、店内をじっくりと案内して頂けた。
1927年に武田五一設計により建てられた島津製作所旧本社ビルは
2012年にリノベーションされ、現在レストラン兼ウェディング施設として活用されている。
リノベーション時にはできる限り竣工当時の姿を細部まで再現されたそう。
島津製作所の文字の並びも、右から左へと並び替えられたのだとか。


開店前だったので、細かなアイアンの細工が入った扉を閉まった状態で撮れた。


玄関ホールの照明


玄関ホールのモザイクタイルと地下への明かり採りのガラスブロック。



玄関ホール柱の装飾


玄関脇には元守衛室があったそうで、その小窓が残されている。


このアーチ扉の向こうは元守衛室。


守衛室だっただけに小ぶりの部屋だけど、天井は高く、窓は大きく取られていて明るい。
二人掛けのテーブルが2席あって、後ほど私はこの席でランチを頂いた。


裏玄関には建築当初の写真がいくつかかけられている。
牛が荷車を引く写真も。


裏玄関に敷かれたカーペットは重役室のカーペットを再現して作られたものだという。


アールデコのステンドグラスはリノベーション時に新たに作られたものだそう。
新しいものも雰囲気にあったインテリアが素敵だなあ。


1階のレストランフロアも開店前なので撮り放題。


古びたように見えた床だったが、新たに敷かれたものだとか。



1階にある個室。





ガラスも新たに入れたものだそうだけど、結霜ガラスやお花柄のレトロなガラスが用いられてる。


そして建設当時から現役の蛇腹式のエレベーター。
後ほど、乗せて頂けた。



蛇腹の扉は手で開閉。


階段ホール。


各階につけられた窓枠の形がそれぞれ違っていて、地階から1階には
四角いタイプのもの。



3階には円形の窓。


2階から3階にはあまり見かけない楕円形の窓。
しかも嵌め殺しでなく開けるようだ。


2階、3階にはパーテイ会場がある。


内装は新しいものになっているが、クラシックな雰囲気を損なわないような
リノベーションがされていて、緩くアールが描かれた部屋。
こちらの部屋は東京の旧朝香宮邸を参考としたものになってるのだとか。


アールデコ調な照明が素敵。


窓上のグリルのデザインもアールデコで統一されている。


各階、給湯室があったというコーナー。


天井装飾も当初の客室部分には凝った装飾が入れられていた。


約30分の見学ツアーの後はランチタイム。
ワンプレートのサラダランチにした。




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