蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

白鳥座 (bon)

2011-11-17 | 日々雑感、散策、旅行
 天の川にどっかりと大きな羽を広げて飛んでいる白鳥座・・ふつうは、七夕(た
なばた)頃のお話ですが、この白鳥座(の白鳥)を挟んで、織姫(ベガ)と牽牛
(アルタイル)の1等星がかがやいている。

 一昨日の夕方(関東の)6時前頃、ふと頭上を眺めると、あれま、きれいな白鳥座
が天頂にあるではないか・・。ベガ、アルタイルも煌々と光り輝いていた。
東の空には木星が大きな光を放っていました。

(ネットから借用、写真は回転しました。)


 街中では、なかなか星は見えませんが、少し街から離れたところでは冬の空はき
れいに澄み切って見えます。 あまり冬にお空を見る習慣はないですけどね。 
 一昨日のテレビでは北海道は各地で雪模様で、旭川市内の激しい雪が降る映像を
流していました。
 私自身も、このような寒い時期に白鳥座を眺めるなんて・・のは、初めてのことかも。

 あの、3.11から既に8か月が過ぎ、今なお、シーベルトの恐怖にさいなまれて、
ギリシャ、イタリア・・TPPと来て、おまけにolympusまで出てきたりしてめまぐ
るしく変わり移る世の中に、厳然と変わらぬ物の有ることに、自らの足元に気づか
されたのでした。

     青いお空のそこ深く
     海の小石のそのように
     夜がくるまで沈んでる
      昼のお星は目に見えぬ
      見えぬけれどもあるんだよ
      見えぬものでもあるんだよ
           (金子みすゞ 星とたんぽぽより)








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