蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

心痛な出来事   (bon)

2012-08-18 | 日々雑感、散策、旅行

暑い夏も、終盤に近いというのに最後の仕打ちのごとく、連日の猛暑が続いています。
いつもと違って、楽しい雰囲気でブログアップしているのではなく、時に、このような沈んだ
重い気持ちのままキーを打つこともあります。


 先日、我々浪漫倶楽部でやっている蓼科の畑のジャガイモが、誰かに掘られてしまっている・・
との連絡が入り、一瞬唖然として、その行為に無性に腹立たしさを覚えました。

 今年は、15m長の8~9畝に栽培し、7月時点で2~3畝を収穫しましたから、まだ、最低でも5畝残してあり、
秋の収穫祭に参加された多くの人たちの「芋ほり体験」の一つに充てるつもりでした。
 チドリに植えていますから、少なく見積もっても300~400㎏くらいあります。

 1畝20分で急いで掘り上げても、100分はかかる作業で、しかも、旬のジャガイモですから、
さくらんぼなどの貴重品ではないのですね。
彼ら達のその時の心境はどんなものだったのでしょう。
トマトやズッキーニなどは、そのままですからジャガイモだけを誰かが掘り上げてしまった。

 これからも、味を占めてどこかで狙っているかもしれません。
 
 のどかな蓼科のいい雰囲気をまるでぶち壊されてしまいました。


 このところ、周辺諸国側が我が領土へ無断侵入し、目的はそれぞれあるようですが、
それが国内で大きな評価を受けているということのようです。

 韓国大統領の竹島上陸と天皇訪問に関する過激な発言は、どうみても一国の大統領が取るべき行為とは
思われません。求心力低下を挽回するために、他国に宣戦を吹きかけた一種のパフォーマンスだとすれば、
なんと目先の、大義を顧みない行為でしょうか。
 韓国ドラマは好んでみていますが、これはドラマそのものの魅力からであり、韓国にそもそも
興味があることと全く違った話です。  五輪サッカーでの、韓国との3位決定戦でも、あの戦闘的なプレーや
試合後のプラカード掲示など、およそスポーツ選手がとるべき行動とは思えません。

 それに引き替え、日本のなんと冷静すぎる・・というより、ふがいなささえ覚える軟な対応まで
苛立たしくなります。


 中国、台湾もそうです。これまでも海上トラブルが絶えませんが、今回は、領土問題を旗印として
大挙して尖閣諸島に上陸を試み、うち5人が上陸した。 
 あわてて、帰還させた我が国政府は、問題がこじれるのを避けるかのように、昔の処理をそのまゝ踏襲するなど、
こちらも骨が抜かれた対応しかできていない。 帰還した空港ではまるで凱旋扱いで迎えられており、
一部の団体かも知れないがそれが報道されて、さも正当であるかのように映っている。


 ちょっと前には、北方4島にロシア大統領が来た。  これも、ポツダム宣言の時に曖昧になっていた部分を
うまく逆手に取られて今日まで尾を引っ張っている事象なのだ。


 北朝鮮は言わずもがな・・。10年ぶりに開催される「日朝赤十字会談」で、拉致問題も議題とする
日本側の提案に、厚かましくも強烈な批判を呈している。
これなども、もっと理論展開をして強力な姿勢を見せてほしいところである。


 これらはことごとく、国際社会に強力に機会あるごとに訴え続ける必要があるのではないかと思われる。


 国内でも、特に中学生あたりの「いじめ」に関して、学校だけでなく家庭や社会全体の問題として
もっと密な取り組みが必要であると痛感しています。


 時間が過ぎれば、少しずつ薄れて行くかもしれないですが、これらは本当は薄れさせてはいけない
問題ばかりなのですね。
 このところ憂鬱な蒸し暑い毎日です。






コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする