ガムのことです。
先日、お茶している時、アイスコーヒーの人がいて、ついてきたガムシロップをなみなみと注いで・・
おいしそうに飲んでいた。ここまでは、普通の光景ですね。
その時、たまたま他に難しい漢字の読み方クイズの様な事をやっていたので、
「このガムシロップのガムってなに?」と質問しました。
仲間に良く知っている人がいて、「これは英語で、意味は“ゴム”ですね。」あの生ゴム、
アラビアゴムのゴムです。
ガムシロップというのは、砂糖と水、アラビアガムを煮て作った甘味料で、アラビアガムによって
粘着性をもたせ、長期保存しても砂糖の結晶が沈殿しないようにしたものだという。
えッ、ゴムですか・・!
チューインガムもチューイン“ゴム”なんですね。
こんな風に発音すると、食べたくなくなりますね。
現在では砂糖の結晶化を防ぐ製造技術が向上したため、市販されているガムシロップのほとんどには
アラビアガムは含まれていないそうです。
(ネットから拝借しました。)
護謨という難しい漢字が当てられていますが、基はオランダ語ではGOMで、フランス語はGOMME、
ついでにドイツ語ではGUMMIだそうです。
更にちょっと調べてみますと、ゴムは、そもそも植物由来の多糖類の物質であり、植物体に含まれる
乳液(ラテックス)を採取し、凝固させることによって得られるものであった。
そのひとつはチクルの幹から得られ、人間の体温程度の温度で軟化するもので、噛む嗜好品として
いわゆるチューインガムとして用いられていた。
もうひとつ、パラゴムノキの幹から採取されるラテックスを凝固させたものは著しい弾性を持ち、
産業用の新素材として近代工業に欠かせない素材として受容され、発展することとなった。
パラゴムノキ以外の植物からの同様の性質のゴムが探索されたり、また同様の性質を持つ
高分子化合物の化学合成(合成ゴム)も模索されることとなった。この一群のゴムは弾性ゴムと呼ばれる。
また、ドイツ語の“GUMMI”に由来する、食べ物にグミキャンデーがある。
英語では Gummyといい、果汁などをゼラチンで固めた菓子の一種ですね。
へぇ~、「グミ」も元はゴムからきているの・・・?
むかし、ドイツでは噛みごたえのある菓子としてこのグミを作ったといわれ、ドイツと共に北米の
熊をかたどったグミベア(Gummy Bear、ガミーベア)が、さまざまな形のグミで最も親しまれ
定着した形状であるという。
外国製のグミは歯ごたえのある食品を作るという当初の目的を満たすため、ゼラチンを30〜40%含み
硬い食感を持つものが多いが、日本製のものは必ずしもこの様な目的を持たないので一般的に
ゼラチン分は20~30%で全体的に柔らかめの製品が多い。
ゼラチンはその成分の大半がコラーゲンであるので、女性にアピールするためにコラーゲン(ゼラチン)の量を
多くした製品も増えてきている。果汁グミには、1袋 (54g) あたり3g前後のコラーゲン(ゼラチン)が含まれており、
「グミにはコラーゲンがいっぱい」などと宣伝文句がついている。
(ウイキペディアを参考にしました。)