蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

愛宕山  (bon)

2015-01-24 | 日々雑感、散策、旅行

 東京港区にある 新橋に近い愛宕山は、海抜26mの都心の最高峰です。
大正14年にこの頂上に建設された局舎から、日本最初のラジオ放送JOAKが始まったのでした。
 一昨日(1月22日木)は、終日冷たい小雨にけぶっていましたが、久し振りのランチの会では、楽しく盛り上がった熱い談笑の中
大満足でした。

 新橋駅の集合目当ての名物SL(C11型)は、全面塗装のため大げさな囲いがめぐらされ、その姿を見ることはできませんでした。

                  JR新橋駅日比谷口広場 (SLは白い囲いの中でした)
                    


赤レンガ通りを進み、完成まじかな“新虎通り”(幻のマッカーサー通り)を北上し、以前仕事関係でなんども歩いた愛宕界隈に来ました。
新しい新虎通りは道幅も広い(100m道路)が、極端に幅広(13m)の歩道は、完成後は路上カフェなどで飾られた、さながら
“東京シャンゼリゼ” を連想させました。

 新虎通り:正面に虎ノ門ヒルズ                その反対側は、汐留方向です
    

 

 ランチ                               愛宕神社(正面が男坂ですが、左トンネル脇のエレベータで)
    

 

 長めのランチを済ませ、愛宕山頂上の “NHK放送博物館” へ足を運びました。
会社務めの頃、この山頂公園で花見を楽しんだことが想い出されましたが、86段の急石段 “男坂” を上ったものでした。
今回は、トンネル脇のエレベーターにて難なく頂上まで運んでもらいました。 何度もこの界隈に来ていながら、放送博物館に入るのは
初めてで、懐かしいラジオや放送技術、設備に時の過ぎるのも忘れ、展示や放送文化に引き込まれてしまいました。
個人的な懐かしい記憶の他、ここには、今日のランチ会のメンバーが30年も前に職場で奮闘していた映像関連のテーマに
充満していましたから、メンバー共通の想い出がそこここにあり、思いは一気に当時にタイムスリップし、垂涎のひと時を過ごしました。

 NHK放送博物館                      懐かしいラジオ
   


 堪能して、すぐ近くの “虎の門ヒルズ” 51階まで昇り眼下の東京タワーなどを目にし、メンバー誰しも通ったことのある昔の職場の
一つがあったそのビルが 今、新しく高層ビルに生まれ変わった、まさにここなのでした。

 今回のランチの会には、10数年ぶりに、先輩H氏が参加され、想い出の地にリニューアルされたこのビル1階ラウンジで、
再び時間も忘れて談笑に興じるのでした。
H氏は、今年87歳を迎えられましたが、大変お元気で、当時の職場の雰囲気そのままでした。矍鑠として、その闊達な会話、
広い知識は メンバー一同に若さが逆流する形となりました。 氏が、シリーズ寄稿された “江ノ電沿線新聞” を今年初めに
突然送られてきたことが、再会の端緒となったのです。

            虎ノ門ヒルズ1階の “どらえもん” を囲んで~
                  

 

 いつものランチの会より、かなり長めの集いは夕暮れまで続き、会社人の帰宅時刻に入っていたのか、それぞれ混雑した電車へと
お別れしました。

 今回も企画してくださった、OHさんありがとうございました。次回は、少し暖かくなった頃でしょうか、再会を楽しみにしています。

 直後に、同行仲間のKさんが、鉄道唱歌 の替え歌を作詞され、このページへの掲載が許可されましたので、
以下にご披露します。 鉄道唱歌のメロディーでどうぞ~ (注:ミニプロとは、この会の名前です。)

   

   
出発一声 新橋を 早や ミニプロは離れたり
    そぼ降る雨も ものかはに 行くは東京シャンゼリゼ

   早目に着きたる レストラン ステーキ・魚に舌鼓 
       サラダ デザート 取りどりに 鑑定団で盛り上がり

    愛宕の山の博物は 大正・昭和の放送史 
     学芸員の解説に 感心しきり 見学者

    愛宕の社を参拝し 目指すは ヒルズ虎の門
      東京タワーが 霞みたる 51階 いや高し

    珈琲舎(カフェ)で交わす 言の葉に 心はいつか20代 
      時を忘るる 茶話の会 あたりは 早やも夕間暮れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする