昨夜は、30~40年前の職場で苦労もし、楽しい思いもした連中の、恒例の飲み会がありました。
ほぼ1年ぶりの顔ぶれは、すでにリタイアした人達や、今も現役で脂の乗り切った役職にある人達ですが、
寄ればその昔の話題から発展しアルコールも入り大いに盛り上がるのでした。大変楽しい時間を過ごしました。
夕方の渋谷
(ライトで光る広告トラック)
当時の職場は、画像・映像を中心とした新しい技術・サービスの開発業務に明け暮れていましたが、そんな活動の中で
感じたこと、楽しかったことなどの各自の想い出を自由投稿して自費出版した「画像通信の源流」が完成し、
ちょうど10年を迎えたと席上、幹事から報告があった時、改めて月日の過ぎる速さを感じるとともに、一気に
その昔にタイムスリップしてしまったのでした。
若き技術者たちが挑んだ 画像通信の源流
帰宅して、「画像通信の源流」を今また見開いてみました。
約50編の投稿記事は、長い歴史の中では、ホンの一事象であるかもしれませんが、どの編にも共通して流れて
いるのは、技術・サービスの未知の世界へ突き進む飽くなき情熱がその底流に感じられるのでした。巻末の
編集後記の書き出しの一部を再掲させていただきます。
「かって、同じ職場で激論を交わし、ともに完成の喜びを分かち合った仲間が、その後それぞれの分野に進み、
時に集い、想い出や近況など語り合いながら美酒を酌み交わす喜びは、いつの時代も格別です。懐かしみだけ
ではなく、それぞれの成長の過程を凝縮した響きの中に、至福の喜びを感じ合うのだと思います。・・」