道を隔てたお向かいの家屋取り壊しを始める。こういう風景が、街のあちこちで見られるようになった。
50年前緑豊かなこの地に都市ガス・下水道完備という当時としては恵まれた分譲地として大手新聞紙面にも1ページを使った広告を出し販売されたのである。販売開始から2週間も経たないうちに8割方売れたという人気の分譲地であった。
街の歴史を鉄道に例えるならば、喜び勇んで始発の汽車に乗車した方々はもはや半数にも満たないであろう。その時々の駅で乗車されたお宅も多くなり、早々と下車された方もおられる。新しく若いがたがたも乗られるようになったが、重機で家屋を壊す音を聞きに付け一抹の淋しさを誘う。生々流転は、人の世の常という。受け止めなくてはならない。
良き隣人がきてくれることを願う、、、。
昨日は 11,630歩