蝉の幼虫たちが、庭のあちこちで這い出すシーズンとなる。昨夕、門への階段に這い出した幼虫が落ちてもがいていた。放っておいたら蟻たちに襲撃されるだろうと盆栽の桜に留まらせてやる。しばらく観察していると背中が割れ羽化が始まった。体を小刻みに震わせたりして休み休みの1時間ほどの営み、そのショーを撮ってたのでアップする。
あらゆる生命体は気が遠くなるような長い時間と歴史の中で作られたプログラミングによって生きている。そのプログラミングによるなせる業だろうが、なんとも神秘的である。
卵として産み落とされてから誰にも教わることなく地中での孤独の長い年月をかけ、最も危険な作業羽化していよいよ次への世代へ引き継ぐ営みへの挑戦である。今朝覗いてみると姿は見えない。すでに飛び立っていったようだ。
やがて来る蝉しぐれ。うるさいなどと言わず応援しよう、、。
昨日は 9,787歩