郷里のふたりの甥たちから故郷の味、新米届く。早速電話をし姉や兄にも礼を伝える。袋には「自慢のお米」と記しているが銘柄名だろうか。その名に因むわけではないが自慢の甥たちに感謝しつつ味わおう。
故郷を離れて70有余年、ややもすると故郷との結びつきが細くなりがちであるが、こうした温かい贈り物を頂くたびにその絆を確かめるのである。
ところで今は稲刈りもコンバインですます時代だが、子供の頃は一家総出での人力で刈る重労働であった。芋やカボチャを蒸かしたもの「こじはん」を田に届けるのが子供の役目だった。こじはん?(方言)今でいうおやつのようなもので間食として食べていた。
こんなことを記していると、午後の3時頃「こじはん 田んぼに持って行け」母の声が聞こえてくるようである。田んぼで皆で食べるサツマイモ、あれも故郷の味である。
昨日は 10,363歩