枯れ葉を纏っていた鉢植えの山毛欅、芽吹き始めた。いよいよ故郷への山に還す日が来た。40年近く愉しませてくれた木である。感謝を込めて郷里の兄と相談し植えてこよう。
この度の帰省、子ども達がいろいろ心配し運転代行をしてくれるという。一度は辞退した。度重なるメールや電話攻勢で、老いては子に従えということとなり娘が同行と相成る。まだまだ確かと自分では思っていても子達にはそう見えないのかも知れないな、、感謝しつつもちと寂しい気分となる。
今回の帰省には、もう一つ目的がある。すっかり口数の少なくなったホームの兄を郷里の兄弟や甥たちの声と懐かしい故郷の風景を撮ってきて励ます事である。また、20数年前マイカーに積んで植えたた枝垂れ桜を観るのも楽しみ、大きくなっているだろうな。花期の帰省は初めてである。
親が健在だった頃、子達を連れての帰省には高揚とした気分で出かけたものである。今は子達に連れられてと相成る。 いざ 出発!!