実生三年目のヤマモミジの鉢、小さいので乾きが早い。水遣りしてもすぐ乾くので怠ること出来ない。アップした木は、葉の一部が水分補給が出来ず葉枯れを起こしてしまった。そこで葉刈りして再び萌えだたせたものである。
半月ほど前、葉のすべてを葉柄を残して切り取り(枠内の画像)して再び芽吹かせた結果であるが、若木なので芽吹きも早かった。今度こそ水の管理をしっかりして小さいながらも秋には、綺麗な紅葉として愛でたいものである。
葉刈り作業で想い出すのは、兄から引き継いだモミジの盆栽で大きくなり何れ故郷の山に還そうと話し合っていた木、それを枯らしてしまった苦い経験である。
今では、もし木にも精霊があるならば木魂となって故郷の野山を舞っていることだろうと願うのである。