昨日、故郷の甥から新米届く。早速お礼の電話をしたところ「叔父さんに、少しでも早く故郷の味を食べさせたくて、、、」との泣かせる語り、、。昨年は、10月22日であったので10日も早く届いたことになる。一時米不足が話題になったので気配りの良い甥なのでそんなことも配慮したのであろうか。早速昨晩は、感謝しながら輝くような故郷の味をかみしめる。
【語り部】新米を味わいながら子供の頃の米作りを想い出す。今昔を記して見よう。・苗は苗代で育てたが、今は田植機なのでビニールハウスで育苗 ・田起しや代掻きは鋤や鍬であったが今はトラクターで ・田の草取りは人力で、今は除草機や除草剤の活用 ・稲刈りすべて人力で、刈った稲は、はざかけ(田舎では確かれんだいと言っていた)で乾燥したが今は米穀乾燥機 ・脱穀は、足踏み脱穀機で、今は稲刈りをしながら脱穀までコンバインで、、、、
父母たちは、このように地を這いようにして田起し、代掻き、田植え、田の草取り、稲刈りと腰を休めることはなかった。当に隔世の感がある。父母たちに今をやらせたかったなとつくづく想う爺である。