秋、故郷の野山の幸の一つにガマズミがある。霜の降りる頃、真っ赤に熟れたガマズミの実をよく食べたものである。甘酸っぱい味が懐かしい。そんなこともあって庭の一隅にそれを植えていた。ところが、昨年サンゴジュハムシが異常に発生し葉がその蝕害にあい丸坊主にされてしまった。そのため木が痛め付けられ枯れてしまった。
昨日、林を散策していると葉の蝕害もなくびっしりと実を付けた木があったので懐かしくなり撮ってみたのでアップする。間もなく葉は紅葉し実は食べ頃になるのだろうが、今の子たちにはそうしたことも知らないだろうな、、、。
因みにガマズミの木を田舎では、「ヨッツズム」と言っていた。秋の野山のご馳走(ちとオーバーか)の一つであった。