今や品種改良され何千種とも言われるサツキ、元々の原種は岩の割れ目や岩の上に生えているそうである。サツキ盆栽歴50年、今や大きな木は持て余すようになってしまった。そこで遊びの試みとして小品盆栽として愉しむことが主力となっている。その一つ原種に近いような環境でと、挿し木した苗を溶岩に植え付け愉しんでいる。
アップしたのは2種のサツキであるが、両方ともしっかりと活着して、しかも花芽をたくさん育てている。来春の花の咲くころ花の形は違うが、原種が咲き乱れている光景をこの小さい世界で見せてくれるのを愉しみにしている。