幹に空洞が入り枯死寸前であったサツキの聖代、諦めかけていた。だが、断捨離するには忍びない。そこでもしやもしやとこの春に地植えしてみた。そうしたところ、大地の地力のなせる技であろうか一枝だけ芽を吹き出し青々と葉がしげり花芽まで付けるようになったではないか。幹の大半は枯れてしまったが、僅かな部分だけが生きる力を発揮したと言うことか。
昨日、掘り起こして見たところ根の大部分は枯れてしまっていたが、枝に通じる僅かな部分だけは確りとした根を張っていたので鉢上げすることにした。これから赤子を育てるように愛おしみながら観ていこう。それにしても50年来の愉しみ、何本枯らしてしまったことか。サツキ愛好家の中では落第生だな、、、。