我が家のビオトープ、池の一部を埋め立てミニ湿地を作っている。そこではハナショウブ、キバナショウブ、カキツバタ,菖蒲(邪気を祓う)等を植えて愉しんでいる。役目を終えた枯れ葉が目立つようになったので春の芽吹きのための良い環境にと昨日刈り込んですっきりさせる。
ところで春の芽吹きための良い環境を、、で想い出すのは、「茅場に火を放つ」である。子供の頃は、どの家も茅葺き屋根であったので茅場は大切に守られてきたのである。冬季に枯れた茅を燃やし春に備えるのが冬の風物詩であった。大きな炎を上げて燃えさかる茅場を興奮状態で眺めていたものである。今では、茅場も少なくなり向井潤吉が描くような原風景は、すっかり姿を消してしまった、、。