差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

ノーベル平和賞

2024年12月11日 | うんちく・小ネタ

  暗いニュースばかりが耳にするこの頃だが、そんな中で明るいニュースと言えば被団協の皆さんが受賞したノーベル平和賞である。 昨日は、田中代表委員のスピーチに感銘を受ける。 この受賞が、大きなうねりとなって世界の動きが大きく変わる切掛となって欲しいものである。

 そこで想い出すのは、我が集いの仲間であったTさん(広島一中生で唯一の難を逃れた方)の原爆の体験記である。 今となっては遺稿となってしまったが、あの戦中・戦後の苦難の時代を集いの仲間で記録に残そうと発刊した時、彼の投稿の一部を再びアップし、冥福を祈りつつ平和賞を受賞したことを心の中で伝えたい。 彼は、爆心地より12キロ離れた佐伯郡二十町に疎開していた。

ピカドンの光景(観測地点;爆心地から約12㎞)

 (第一図)七色に煌く異様な光帯 不思議だ 綺麗だな なんだろう 

 (第二図)湧き上がってくる 真っ白い巨大な アイスクリーム

 (第三図)グングン大きく盛り上がって行く いったいあれは何だ

 (第四図)噴煙となって天空を覆い 広島上空に拡がった

 「きのこ雲」 やがて「黒い雨」が降って来た

                   

    画像はいずれも彼の作品 但し 出版した本からコピーしたため原本と異なり 不鮮明になっている