差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

珍しい花

2008年09月16日 | 趣味

 台風が列島を縦断するかもという事だが、たいした被害もなく通過して欲しいものである。このところ雨の日が多く鉢に潅水せずに済んでいた。そのため盆栽のご機嫌伺いせずにいたところ害虫が発生し3鉢ほどやられてしまった。早速スミチオンで消毒した。油断大敵である。

 その代わり嬉しいこともあった。近所に越された沖縄の方から頂いた植物が綺麗な花をつけたのである。ご覧下さい。Pict0004

ハイビスカスの仲間だろうが名は聞いたが、出てこない。


挨拶

2008年09月15日 | インポート

Pict0061_4    敬老の日に、長寿を祝して町会より贈り物を贈呈することとなり、役員の一人として訪問し届けることになった。そろって傘寿を迎えらた方も多く実に喜ばしい事である。

 普段お目にかかっても、軽い挨拶ですませていた長老の方々は、長寿をお祝いしご機嫌を伺う言葉に、実に丁寧な挨拶で答礼されるのである。担当地区をお巡りして実に爽やかな気分となった。これからも,気軽に声かけをしていこうと思う。

贈り物は、今年度は季節の鉢物(秋明菊) お赤飯、市内循環バス券である。


広報誌の編集

2008年09月14日 | うんちく・小ネタ

 サークルの広報を担当し、再校に再校を重ねようやく終了となる。早速メールで原稿を送ることとなる。当初は、街のコンビニでコピーし、編集していたが、ネットでとても安い方法を知り印刷も仕上げて送ってくれることを知り、最近ではもっぱらそれを利用している。

 コンビニではA4のカラーコピーが1枚80円(両面だと160円)もするが、ネットで調べた業者は、A4でしかも両面刷りで40円で済むのである

  早くこの方法を採用していれば、金額と手間がかからずに済んだのにと、、、、知ることと知らないこととの違い、損得など大きな差異を生んでいる。こうしたことは人生の中で沢山あるのだろうなー。どん欲に情報を集めよう。

    ちょっとかな飛躍


旅の語らい

2008年09月13日 | 旅行記

 旅は、目的地の観光を楽しむばかりでなく、伴にする仲間との語らいも楽しみの一つであり、旅そのものを大きく膨らませることとなる。十数年来の友人達と年何回か小さな旅を計画し実践しているが、この旅は互いに気の置けない連中でとりわけ実のあるものとなる。

 過日の旅もそうであった。現役を引退し、何かと世界が狭くなりがちであるが、仲間との何気ない会話から様々な情報が入り学ぶ事があり、反省することありで大きな収穫となった。今後も、絆を大切にし健康で続けていきたいものである。


田貫湖

2008年09月12日 | 旅行記

宝永山に登山したあと、朝霧高原にある田貫湖に向かう。人造湖で周囲散策すると50分ほどでまわれる小さな湖である。この湖を有名にしているのは、最も美しい富士山の姿を見られるビューポイントであり、年2回富士山の頂から太陽が出る、いわゆる『ダイヤモンド富士』が見られると云うことである。添付の写真は,早暁愛用のカメラでマニュアルにして撮ったものである。Pict0045


宝永山

2008年09月11日 | インポート

Pict0015_5  友人達と昨日、宝永山に登る。富士5合目まで車で行き、そこから宝永山に向かって六合目の茶屋に登り、そこから足場の心許ない急峻な路を登ること2時間、悪戦苦闘しながら友人に励まされ目的の宝永山にたどり着く。

 途中で火口が三つに分かれている様子が見られ大規模な噴火だったことがわかる。火山灰が当時江戸でも観測されたという記録が残っているそうだが、信仰の山の怒りにさぞ恐怖の中で畏敬の念をもって眺めたことであろう。

麓から見ると宝永山は山のように見えるが、大きな富士山の裾野の一部であり盛り上がっている面は無いことがわかった。

 とにかく快晴に恵まれ富士山の頂上が直ぐそこに見えるのに驚きつつ、強風の中で雲海の上に立つ爽快さ充分堪能した。友に感謝しながら下山した。Pict0006_7 謝々

写真は宝永山から富士山頂を撮ったものと第一火口の縁から宝永山を写したもの


赤トンボ

2008年09月09日 | インポート

Photo今朝は、秋らしく快晴、湿度も低く極めて爽快である。早朝庭に出てみると池の畔に懐かしいトンボの訪問があった。

 このトンボ、身近に見られる頃、田舎では稲刈りのシーズンとなる。黄金の田を前にして大人の人は総出で忙しそうに働いていた風景が脳裏に浮かぶ。イナゴが飛び交う畦を踏み分けて弁当を届けた自分もそこにいる。最近では、ちょっとした風景でも田舎と結びつけて見るようになった。心の帰巣本能かな。


2008年09月07日 | 日記・エッセイ・コラム

 『あなたの好きな数字は何ですか。』 こんな質問をされることがある。末広がりで縁起のいい8を上げる人もいれば、割れない7を上げる人もいる。各人各様色々な理由をつけて答えるのであろう。

 ところで、こんな質問は聞かないが、もし『あなたの好きな漢字は?』と聞かれたら、どんな理屈をつけてあげるのだろうか。

 私は、真っ先に「里」という漢字を上げる。なぜか、これは小さいときからそうなのである。

子守歌やおとぎ話などから耳にしたり、あるいは大人達の会話の中から私なりに創り上げた想像の世界にある空間を意味するのである。    

 「里」は、未だ行ったこともないユートピアであったり、時には寂寥感を漂わせる寂しい世界であったり、そしてまた何とも云いぬ懐しさの情を湧かせたり空間を意味したりと不思議な漢字なのである。皆さんはどんな漢字を上げますか。


限界集落

2008年09月06日 | 日記・エッセイ・コラム

 わが町は、戸数が400近くある。その中で、80歳以上の方々が100名以上居られ、世に言う限界集落に近づきつつある。しかし、元気一杯のサークルがあり、昨日もその役員会を夜遅くまで行った。たくさんの宿題を与えられ、今日は一日中、若い方のように機関銃のように打てないので、時間ばかり浪費することとなりながら、、、パソコンを前に奮闘した。 

  

 先ずは、映画会開催のパンフレット作成に始まり、年2回発行の広報誌の編集に当たった。過日原稿募集したところ、たくさん寄せられ嬉しい悲鳴をあげながら、多趣味な方々(謡曲・舞踊・書道・太極拳・俳句・書道などの部がある)の面々を思い起こしつつ進めた。

     

    ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 

 

 こうして役職を預かり、地域社会に溶け込むことが出来るようになったのも、ここ十数年以来のことである。それまでは、多分に漏れず我が街に関心が無かった、いやその余裕がなかったというのが正直なところである。今、私なりに関われる幸せをかみしめつつ頑張ろうと思っている。

 

 


S湿原

2008年09月04日 | 田舎の思い出

Pict0005  昔の田舎では、今頃になると牧草刈りを始める。夏の太陽を存分に浴びて牧草は肥え刈り取る適期になるからである。大きな鎌(手鎌の5倍もある)を振り回し草を刈るのであり、今のように草刈り機であっという間に刈るのと違い重労働である。エネルギーの消耗も激しい。そんなとき子どもたちは、こじはん(今で言うおやつ)を届ける役割となる。サツマイモやトウモロコシを蒸かしたものぐらいだが、共に食べた楽しい思い出となっている。

 その牧草地(谷地といっていた)には、牛馬が食べない草がはびこり厄介物としていた。当時は毒草といっていたような記憶がある。

 しかし、それがミツカシワという貴重な植物であり、群生していることから約2万年前の洪積世の最終氷河期に出来た湿原の証しであるといわれ、今では木道もつくられ開花期には大勢の人々が訪れている。阿武隈山中の海抜500メートルにあり、7000平方メートルあまりの小さな湿原だが、脚光を浴びることとなった。

 田舎に帰省するたびに訪ねて、遠き日の思い出と知らぬことへの、、、、に浸るのである。